ブロンプトンの記事10回目にして初のマイブロンプトンのお披露目記事。
今までブロンプトンの記事を書いてきておきながら、自分のブロンプトンについて殆ど書いてなかった事に気づきました。
やっぱりブロンプトンのカスタムって思いっきり個人の趣向が反映される部分があるじゃないですか。
だから色々とイジり倒してるブロンプトンに興味がある方もいらっしゃるかもしれないじゃないですか。
え?いない?
マイブロンプトンの全体画像
自分のブロンプトンはシルバーカラーのS2L-X。
デフォルトの色ではなく、再塗装で銀色に塗りなおしています。
車用の塗装で安く仕上げてもらいました。
ステムもチタンに変えています。
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シートポストは黒色チタン。
数年前にDinokiddoから個人輸入。
ただ、今はamazonから普通に購入できるようになっています。
黒色、金色、彩色チタンシートポスト
マイブロンプトンのクランク
今取り付けているクランクはアルテグラグレードのFC6750コンパクトクランク。
いわゆる、ブロンプトンのホローテック化なのですが、コンパクトクランクなのでダブルのクランクです。
BBはデュラエース。今は9000がなくて9100になっている様子。
ブロンプトンのホローテックⅡ化というとトリプルクランクでないとつかないというのが大体の人の認識だと思うのですが、自分のフレームだとコンパクトクランクならつけられました。
ただ、フロントダブル化も考えておられる場合はトリプルでしか不可能です。
コンパクトのダブルだとチェーンリングもアウターにしかつけられないのでフロントシングル限定ですね。
折り畳んだ際は相当ギリギリです。
クリアランスは1mmあるかないか位。
ひょっとしたらフレーム個体差でつかないブロンプトンもあるかもしれない位のギリギリっぷり。
チェーン部分は余裕があるのですが、クランクアーム部分がとにかくギリギリ。
チェーンリングボルトの裏側の頭がクランクのインナー取り付け部位の凹みに収まるから当たらない、といった形。
チェーンリングはストロングライトの48t。
自分の住む地域に坂が多いので軽めの設定。
でも、平地だと足が余ってハムスターみたいになるのが玉に瑕。
平地巡航で18km程度で流すのは余裕だけど、どんなに足がハムスターになっても25km程度が最高速度というセッティング。
これについてはBCD110の50tと52tも試してみようかと思って発注中。
追記:届きました
チェーンガードはamazonで購入した樹脂製のものをちょっと加工してチェーンリングボルトと共締めできるようにしたもの。
元の製品はこちら。
ネジ留め部分の幅が大きめなので穴をチェーンリングボルトサイズまで拡張する事が可能です。
これにはbcd130のものもあるのですが、そっちは共締め加工ができません。
先を絞った形で作られているのでチェーンリングボルトサイズまで拡張すると恐らく先が千切れます。
穴を開けるのはステップドリルと電動ドリルで。
電動はホントに色々使えて便利です。
ちなみにブロンプトンの純正ガードも樹脂製なのですが、これが金属じゃないのは折り畳んだ際に前輪泥除けステーを当てて前輪を固定する為。
そのため、これがアルミ等の金属になると折り畳んだ際にカチャカチャ音がします。
泥除けを使わないEタイプなら関係ないのですが、泥除けを使う際には樹脂製ガードは欲しい所。
重さも80g程度と軽量なので採用しました。
トリプルのホローテックなどのBCD130のクランクを使う場合は、チェーンリングだけブロンプトン純正のものを使用するのが一番いいかと思います。
純正のチェーンリングもかなり軽量に出来ていますしね。
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https://butler885.com/brompton-12/
マイブロンプトンのサドル
この純正サドルのリクセン化はその内記事にしようと思っていますが、ブロンプトン純正サドルでないと不可能な方法で取り付けています。
ブルックスの時とはまた別の方法です。
ちなみに旧式ブロンプトンのサドル以外に新式も所持しているのですが、旧式の方が平均70g程軽いのでこちらを選んでいます。
*2019年6月20日追記*
シートポストにもキャリアブロック
https://butler885.com/brompton-27/
*2020年3月7日追記*
リクセンのキャディを使ってリクセン化
https://butler885.com/brompton-46/
マイブロンプトンの後輪泥除けローラー
自作の完全オリジナル台座で純正ローラー二輪仕様にしました。
キャリアがなくても結構気軽に転がせます。
それでいてボルトやイージーホイール合わせて110gくらいだったので、イージーホイールを抜いて40g程度で出来ている事になりますね。
横からみた画像。
純正のローラー用の台座を二輪にする事も考えて試してみたのですが、それだと後輪側が高くなりすぎてしまい、折り畳んだ時にバランスが悪くなります。
すぐにハンドル側に倒れてしまうので、自作した時にかなりフェンダー寄り(下にずらした位置)に穴をあけてローラー用ボルトを通しました。
理想の高さは純正デフォルトのゴムローラーなのでそれに近い高さに。
ローラー用軸ボルトはM6サイズ。
長さは確か75mmか80mmだったと思います。
最初はホームセンターのM5ステンレスボルトを使ったのですが、荷重によってアッサリ曲がってしまいました。
そこでM6サイズにサイズアップしたのですがそれでも曲がる…。
最終的に6-4チタン製のM6ボルトに変えました。
軽量でありながら曲がる事もないので一石二鳥。
台座から両イージーホイールまでのボルト部分はM6用のスペーサー(巻ブシュ・間隔管)を挟んでいます。
これがないと左右に動いちゃいますしね。
角度を変えて後方から。
四角のアルミ材を使用して製作しています。
幅が15mm~20mm、高さが10mm程のアルミサッシ材の管です。
ハンズマンとかで売ってます。
カットして、フェンダー取り付けボルト用の貫通穴を上下面に2つ、ホイール取り付け用の貫通穴を横面中央近くに1つ。
また、フェンダーと接する部分とカットした両端の部分はヤスリで削ってアールをつけました。
その後にアクリルスプレーで黒に塗装。
ヤスリをかけていたのでプライマー吹かずに直で塗装しましたが今の所剥がれなどはないです。
取り付けた後にフェンダー固定ボルト用に空けた上部の穴を塞ぐ様に3Mの反射テープを貼っています。
後方へのアピールも兼ねていますが見た目はちょっとダサくなります。
でも安全性を考えるとこれでいいかな。
ちなみに3Mの反射材は後方からライトを当てるとめちゃくちゃ目立ちます。
今はキャリアなしで簡単に転がせるアイテムは増えていますからそちらを使うのも手だと思います。
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マイブロンプトンのホイール
ホイールはヤフオクで入手した2速扁平スポークの黒。
無料でスポークニップルの色指定もできたので、青にして組んでもらいました。
ただ、スプロケを留める形状が新式のものではなく通常のブロと同じCリングタイプなのでスプロケ交換で非常に苦労しました…。
ちなみにホイールについている白いのは反射材。
扁平スポークなのでそのままの長さではつけられず、半分にカットしてスポークが円筒の部位だけにつけています。
これも横からライトを当てるととても目立ちます。
スマホのカメラでフラッシュ焚くだけでもギラギラです。
こちら側からは見えないですが、固定フックもaceのものに交換しています。
以前記事にもしましたね。
軽くて当たり面が曲面になっているのでリアフレームにキズがつきにくそうな形状です。
これに変えた時にフレーム保護材もとっぱらいました。
マイブロンプトンのハンドル周り
ハンドルは一つ前の記事でも書いていましたがカーボンのストレート。
そこにKCNCの超軽量バーエンドバーを取り付けています。
両方合わせても150g程なのでとても軽く、また折り畳んだ際にもタイヤを覆う様に畳まれるので干渉もありません。
また、内側にあるのは親指にかけるバーエンド。
ハンドルの上に手を乗せているだけの状態でもここに親指をかけていればすっとぶ事はありません。
ブレーキレバーはギドネットタイプなのですがヤフオク入手で出所不明の品。
「DELTA」とロゴはあるのですが検索をかけても全く情報がなく、引きしろもVブレーキが引けるタイプです。
キャリパーであるブロンプトンには合わないはずなのですが、問題なく引けているのでこのまま。
なにより、このギドネットは曲がり角度や精度が抜群で手にとても馴染むので手放せなくなりました。
おそらく、90年代のMTB隆盛の時期にどこかのメーカーが少量作ったものだと思います。
作りが堅牢でそっち方面っぽい雰囲気があるんですよねぇ。
キャノンデールのDELTAとの関連性は不明。
ハンドルステム内側上部にあるのはボトルケージアダプター。
こちらも以前記事にしています。
マイブロンプトンのサスペンション
これはいくつかの商品を複合してつかっています。
一つ目はチタン製のサスペンションコイル。
これに加茂屋のジェニーサス用のエラストマーを併用。
最初はジェニーサスをつかっていたのですが、坂道が多い自分の活動範囲内ではあの柔らかさが逆効果になる事が多かったのでチタン製に。
踏み込みに対してしっかりした反応をしながらも細かい振動は吸収できるので、なかなかいい塩梅です。
また、加茂屋さんのブロンプトンステッキも使っていて、これがある事で前述のイージーホイールコロがサドルポストを出したまま行えて便利です。
マイブロンプトンのスタンド
ブロンプトンにもやっぱりスタンド!
というわけで一番収まりが良く、重さもそこそこなミノウラのBD-1用スタンド。
注意:今はブロンプトン専用品が出ています
収まりが良い、の意味は上から見た時にわかります。
先端がタイヤそばまで寄るので、服の裾などにも引っかかりにくく、見た目にも綺麗。
人によってはスタンドがタイヤに当たる、という方もいる様ですが、2mm厚くらいのワッシャーをスタンドとリアフレームの間に挟めば干渉しなくなると思います。
まぁ、ワッシャーを挟まないと取り付け部分の金具がフレームにガッツリ当たってしまうので元からワッシャー取り付け推奨なんですけどね。
ちなみにこのミノウラのスタンドの重量は
固定用必要部品とワッシャ2枚も含めて合計161gでした。
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マイブロンプトンのステッカー
鮪!!
って、これだけでは流石にわからないかもしれませんが、大阪にある「Cat Cafe 鮪」の店主様より、かなり昔に御厚意で譲って頂いたものです。
宝物過ぎてチタンのメインフレームを発見しても交換する気にならなかった位に気に入っています。
ただ、このステッカーはもうなくなっていて、今後も製作の予定はないそうです。
こちら「Cat Cafe 鮪」は店主様が非営利(ボランティア)で不定期に開業されています。
ファンの方も沢山いらっしゃる様子。
Cat Cafeでありながら、ブロンプトンやBD-1の改修の相談なんかもできる稀有な所です。
修理やカスタムの仕方なども教えてくださるみたいなので、ブロンプトンのカスタムに悩んでいる方は機会を見て行かれてみるといいかもしれません。
Cat Cafeなので勿論猫好きの人も。
不定期に開業されているので、行きたい時は事前にホームページから問い合わせをしましょう。
こちらのCat Cafe 鮪ですが、店主様がお引越しをされて現在は閉店しています。
マイブロンプトンのペダル 追記1
ペダルは純正のものですが、自家塗装で黒にしてあります。
また、大事な鮪ステッカー保護の為に
も装着してあります。
BROMFOOT2を装着した左ペダルの重量が286g
純正チタンボルトが23g
右純正ペダルが94g
軸はBike48のチタン製に交換済み。
ペダルの総重量は403gです。
軽量化を図っていても、BROMFOOT2が重くて結局400g超えちゃってます。
それでも完全な純正の同ペダルの重量は415g前後なので僅かに軽くはなってるかな。
でも、踏み心地は良くなりますし、ステッカー保護の役割も十分果たしています。
マイブロンプトンの重量 追記2
写真の状態で9.94kgでした。
ぎりぎり10kg切っている感じ。
なんでこんなに重いかというと、
Volt400
サドルrixen化
Cateye リフレックスオートTL-LD570-R
LEZYNE(レザイン)PRESSURE DRIVE
それらと上記したスタンド161g、BROMFOOT2、メインチューブフロント側内に仕込んだ軍手やらも含んでいる為。
ペダルも一度は軽量化を考えたのですが何だかんだで純正のペダルにしています。
脱着ペダルはSpeed Falco
でも実装した事があるのですが、
・軽量な脱着ペダルの場合は脱着部のほんの僅かなガタが気になって思いっきり踏み込めない。
・軽量脱着ペダルは踏み面が小さい物が多くて踏み心地が良くない。
・何回も折り畳みをしているとペダルを外すのすら億劫になってくる
これらの理由で結局純正の折り畳み樹脂ペダルにもどしました。
その為、ブロンプトンでも同様の理由で採用していません。
まとめ
折り畳んだ姿もまた機能美の塊。
やはりブロンプトンは良いものだ…。
ちなみに、このチェーンまで含んだ画像の状態の時の重量は10.4kgの表示になっていました。
フルチタンS10R-Xに関する記事
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