こんばんは、執事です。
再び画像多めで重い記事になっております…。
ですが、今回はついにフルチタンブロンプトンを自転車として走行できる状態にまで組み上げます。
フルチタンブロンプトンにホローテックⅡクランクを取り付ける
今回フルチタンブロンプトンに取り付けるのはFC5703のホローテックⅡクランク。
ボトムブラケットは本来なら、
こちらのDuraaceのものがいいのですが、以前購入していた
こちらのもの。
実重量は130gくらいあるのですが、青色って事でこれを選択。
そして、FC5703に純正の54Tのチェーンリングとあわせて、
重量は774g
これにブロンプトンの外装多段化の記事
でも紹介していた
フロントチェーンリング側のチェーンガイド
も取り付けようと思って、、、いましたが、、。
ご覧の様にFC5703のチェーンリングボルト台座にガッツリ干渉してしまい今回は見送り。
とりあえず、
スペーサーを2枚入れてリアフレームへの干渉を避ける様にだけしておきます。
*注意*
この記事でもちょっと書きましたが、ブロンプトンにホローテックⅡを取り付ける際にトリプルクランクでないとダメだとされる理由はこのスペーサーです。
ダブルのクランクだとリアフレーム干渉を避ける為にスペーサーを入れた場合、左側の固定爪が下りなくなります。(クランク軸の長さが足りない為)
ホローテックⅡは左クランクの固定爪を下ろしていないと、どんなに2本のボルトで締め付けても左クランクが脱落します。(経験済)
なので、ブロンプトンのホローテックⅡ化の時はトリプルクランクでないとちゃんとつけられません。
自分のブロンプトンにアルテグラFC6750のコンパクトダブルが付けられたのは、個体差の偶然によるものだと思われます。
あ、ちなみに上記GUBのBBですが、
また青色が明るい(´・ω:;.:…
色味がこちらで塗装に使ったガンダムマーカー寄りでした。
ついでにチェーンキャッチャーも取り付けて
キャッチャーとの間に挟むゴムの上に各ケーブルが乗っかる様にしました。
フルチタンブロンプトンにペダルとペダルマウントを取り付ける
今回採用したペダルはこちら。
で、マウントがこちら。
今回は脱着式で軽量なタイプのものを使います。
そいでもって、今回のリアフレームには運良く小さな三角の穴があるので、
こんな感じでペダルマウントを取り付けました。(M5×15mm×1、ワッシャ×2、袋ナット×1)
ディスクローターへの干渉もなく、丁度いい所についてくれました。
フルチタンブロンプトンにスプロケとリアディレイラーを取り付ける
今回取り付けるのは、同じくシマノの5700シリーズ。
リアディレイラーには、bd-1(birdy)のチェーンテンショナーも取り付け。
重量は263g
このbirdy用テンショナーもこれまた入手性が悪いので、オークションで入手するか
この互換品くらいしか選択肢がありません。
リアカセットは、
重量255g
尚、今回は11速ホイールへCS5700の10速スプロケット導入なので、
1mmと1.85mmのスペーサー合計3gも加わって258gです。
そして、ブロンプトンの通常の外装多段化に必須なのが、
このディレイラーハンガー。
aliexpressで探した場合はチタン製のこちらになります。
https://s.click.aliexpress.com/e/_dW6Pkhb
追記:ディレイラーハンガーについて
ディレイラーハンガーは11速化の時には、↓を、
・BROMPTON ブロンプトン用SEVEN DIALS ディレイラーハンガー(11速用)
10速以下の時には、↓を使ってください
・Brompton ディレイラーハンガーチタン製(10速以下用)
以下の記事で言及していますが、ディレイラーが正しく機能しない場合があります。
で、取り付けるわけですが付属のボルトナットを使って取り付けると
この様にリアスプロケットのトップにかかる状態になってしまいます。
これではトップに入らないので、M4サイズの超低頭ネジを使って、
この状態にする事で回避。
尚、この穴はフェンダーステーorリアキャリアステーと共有の穴になりますので、後でフェンダーとキャリア取り付け予定である今回は、外側にボルトが飛び出していても問題はありません。
フルチタンブロンプトンにシフターを取り付ける
今回は偶々手元にあったSL7900の10速サムシフターと、ダイアコンペのサムシフター台座を使います。
ワイヤーは前回のブレーキワイヤーと同型のシフターケーブル。
アウターも前回のブレーキアウターと同じジャグワイヤー。
これらを組み合わせて、
こんな感じでマウント。
この位置でも折り畳み時の干渉はありませんでした。
ちなみにワイヤーカットはこちらを使用して行っています。
フルチタンのサドルとサドルクリップについて
サドルはこれまた偶々家にあった新型のブロンプトン純正サドル。
そしてやぐら(ペンタクリップ)はちょっと変わったこちらを。
純正よりもパーツ点数が少なく、実測93gと軽めなのでなかなかいいです。
ですが、ただ軽いだけが採用した理由ではないのですよ(ΦωΦ)フフフ…
これを使う事でちょっと面白いことが出来そうだったんで採用しました。
自走可能状態になったフルチタンブロンプトン各部
さて、ここまでくればとりあえず走行する事は可能です。
この状態の各部画像は以下の通り。
クランク部
リアディレイラー周辺
反対側
折り畳み時クランク側
折り畳み時キックスタンド側
折り畳み時のチェーンのたるみがスゴイw
この状態で、
折り畳み⇔展開
をしてもチェーン外れの症状は出ないのですが、チェーンリングの下部のたるみによってシートステーにチェーンがかかってしまっているのは問題ですね。
まとめ
今回は何気に作業工程が長かったので、内容をまとめるのに時間がかかってしまいました。
本当は各パーツの重量も計量してたりしたのですが、それらを全部入れると記事が重くなりすぎそうだったので自重しています。
また、折り畳み時のフックの問題や、引っかかって取り付けられなかったチェーンリング側のテンショナーの問題など、まだまだ解決しなければならない部分もあるので、とりあえず今回は自走可能状態に、って事で記事にしました。
あと、ギア比についてですが、このフルチタンはフロント54T、リア12~27Tなので、
54t:12t-27t
12:4.5
13:4.15
14:3.85
15:3.6
16:3.37
17:3.17
19:2.84
21:2.57
24:2.25
27:2.0
となっていて、トップ側はブロンプトン純正2速モデルの54t-12tと同じ、ロー側はブロンプトン純正6速モデルの50t-16t(内装0.64)の一番軽いギア比2.0と同じになりました。
ギアレンジは225%と範囲だけ見ればそこそこですが、純正6速のトップのギア比は50tでさえ6.0もあってとても踏めたもんじゃありませんし、今回のバランスなら
50t純正6速
13:6.0
16:4.88
13:3.85
16:3.13
13:2.46
16:2.0
と比べても遜色ありません。
で、実際に試走した感想なのですが、、、
スゴく(*・ω・*)イイデス!!
さて、ここまで来たら後は折り畳みの問題ですね。
今回購入したパーツ
・FC5703 廃盤
・CS5700 12-27 廃盤
・Brompton ディレイラーハンガーチタン製(10速以下用)
・DIXNA(ディズナ) レバーハンドル マウント(右のみ) シルバー
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