sgnl 実機レビューその2 sgnlの問題点 sgnlを数日使ってみたので改めて評価 正直言ってまだ発展途上と言わざるをえないです

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前回の記事でsgnlの開封とファーストインプレッションを書いたわけですが、使用して数日経過してからわかってきた事があるので改めてレビューします。

正直に言って、まだ発展途上というか未完成の品としか評価できません。

一般向けの販売はまだ始まっていませんが、その際の定価販売価格が¥42,000-を超えるとのこと。

私はkickstarter出資組だったのでまだいいとしても、この商品をその値段を出してまで買う価値があるかと言われると…。




目次 (この窓は閉じる事が可能です→)

以下本文

sgnlの問題点その1 アプリのテスト音声と実際の通話音声の差が凄まじい

正直言ってこれが一番且つとても重大な問題点でした。

sgnlのアプリには、実際に腕につけた時に聞こえる音を音源テストで確認できる様になっています。


この画面の音源テストの項目です。

”バンドを外した後に肌にBCUの丸い跡がクッキリつく程度”にバンドを締めて音源テストを行ってみると、音源テストではかなりクリアな音が聞けます。
私がより聞こえやすくする為にバンドの取り付けを逆にした時には更にクリアではっきりした音が聞けていました。(目次 1.6.sgnlの音をよりクリアに聴く為の工夫より

しかし、実際に通話した際の声が聴こえにくい。

これがもう、ホントに聴こえにくい!

それが音源テストの時とは雲泥の差。

このsgnlの音量はスマホのメディア音量と連動しているのですが、最大にしても聴き取るのがかなり困難。

比較的静かな家の中でさえ聴き取るのが難しい事がある始末。

でも、通話の直後に音源テストの曲を聞いたら、それはもうハッキリとクリアに聞こえる…。

なにこれ?!

一昔前にどこかのスマホでベンチマークテストの結果だけが不正に高く出る様に調整されていたという話がありましたが、この音源テストで聞こえる音と実際の通話時に聴こえる声の乖離には、それと同根の気配を感じました。。。

sgnlの問題点その2 sgnlでの通話時音量がスマホのメディア音量に依存していながらsgnlで調節できない

割とシャレにならない欠点です。

いや、正直これ欠点というより設計ミスなんじゃないかと疑わんばかりの仕様…仕様か?

例えば、スマホを普段はマナーモードにしているとします。   

この場合、スマホのメディア音量は0になります。

しかし、このままだと相手側の音声がマトモに聴けません。

sgnl側にも音量調節ボタンはあるのですが、それでスマホ側のメディア音量の調節はできず、あくまでsgnl側のみの独立した音量調節ボタンになっています。

なので、マナーモードやメディア音量を0にしている状態に於いてsgnlで通話を開始しても、マトモに聴こえません。

結局「スマホを取り出してスマホ側の音量をMax」にしないと使えない。

ただ、マナーモードにせずに通常時から音量Maxにしておいても、bluetoothでsgnlを連携させていれば、音が出るのは全てsgnlを通してになります。

だったら、

「常にスマホの音量をMaxにしておけばいいじゃない!!」

…と、思っていた時期が私にもありました…。

sgnlの問題点その3 通話時の音声を聞くのはBCUユニット→指→耳。でもスマホの音楽等はsgnlの通話マイクからだだ漏れする

その2の問題と連動しているのですが、これも設定ミスか何かじゃないかと。

マナーモードやメディア音量0状態だとsgnlから音が聴こえないというなら、常にスマホ側のメディア音量Maxにしておけば、電話やメールを受信しても、その着信音はsgnlのBCUを通じて手首に振動が伝わるだけ…

だったらよかったのにな~

なんと、信じられない事に音楽が

sgnlのマイク部分からそのまんま流れます。

は?って思うでしょ?

は?って思いましたよ!私も!!

  _, ._ 
(;゚ Д゚) …!? 

こんな顔になりましたもん!!

いや、これ本来ならBCUを通して振動になるべきだよね?!

なんで自分の発話を拾うはずのマイク部分からそのまんま音楽が流れるのさ!?

sgnlスピーカーから周囲に音が拡散、丸聞こえとか何の罰ゲームですか?!

sgnlの問題点その4 充電されても充電ゲージランプが点灯していかない時がある

充電に関しても問題が。

専用の充電台はsgnlにキッチリ嵌ってずれたりもせず、充電を始めると直ぐにランプと音で反応します。

ここまではいい。

ですが、時々充電しても充電ゲージのランプが増えていかない事があります。

しばらく経過しても増えないのですが、USBケーブルを挿し直すと一気に3ゲージ増えて表示される、という事も。

充電はされているんだけど、それを視覚的に確認する為にはUSBケーブルの挿し直しが必要な場合がある、という事ですね。

ただ、これは充電の接点部分に汗が乾いたナトリウム等が付着して起こっている可能性もあります。

充電する時にはバンドの接点を拭くと正しく機能するかもしれません。

pebbleの時はどんなに汗かいた後だろうが普通に充電できてたのでそれが普通と思っていました。

amazfit2を使うようになって気づいたのですが、接点を拭かないとちゃんと充電されなかったりする事があるのでこれにもそういう事があるのかもしれません。

でもそれならなんでUSB側を抜き挿しして直るんだろう…。

sgnlの問題点その5 不可解な電池消耗スピード。待機時公称4日。通話時公称4時間。いや、ウソでしょそれ?

sgnlは200mAのリチウムポリマー電池を積んでいます。

そして、こちらのサイトの表記から、

  1. 公称充電時間1~2時間
  2. 公称最大待機時間:4日間
  3. 公称最大通話時間:4時間

という事がわかります。

だが、現実は非情である。

実際には待機で2日すら持ちません。

通話というか音源テストを10分程でも最大音量ですると(そうしないと聴こえないし)1日ももちません。

20分も使うと実質半日すらもちません。

いつの間にかペアリングが切れていて確認したらsgnlの電池がなくなっていた、という始末。

電池残量が減っている事へのアラート等も一切ないので、自分で電池残量を確認しない限りsgnlがつながっているかどうかすらわかりません。

せめて電池残量が減ったらアプリ側からでも通知を発してスマートウォッチで確認できればいいのに。

それかsgnlの振動で……ってやると電池がいよいよもたなさそうなので、それはいいです。

アプリ側のバージョンアップとかで改善されたら良いのですが。

sgnlの問題点その6 充電時間がやたら長い

その5で書いた様に公称1~2時間(この時点でもえらく幅があるんですが)とありますが、確実に満タンにするには最低2時間はかかると思った方がいいです。

その4の問題点もあって、正確にどれくらいのスピードで充電されていっているかを確認しづらいのですが、数回充電しましたが毎回2時間近くはかかりました。

ただ、私はPCバスからの充電(ポート3.0)しかしてなかったので充電が遅かったのかもしれません。

sgnlはUSB充電器は同梱されているのですが、プラグは入ってないので自分で準備しなければいけません。

まぁ、これについては急速充電機能があるプラグを使えばある程度改善されるかもしれないのですが、自分は説明書を見ても急速充電対応かどうかがわからなかったので怖くて試せませんでした。

どっかのスマホみたいに爆発したらシャレになりませんし

sgnlの問題点その7 つけはずしに於いて、はずすのはとても簡単なのにつけるのは非常に面倒

これは自分がエバータイプの時計バンドを使っていた為に尚更そう感じる部分があるのかもしれません。

sgnlは取り外しが本当に簡単な反面、着けるのに関してはまず両手だけではできません。

なにか時計を固定する場所、それこそ自分の膝、机、壁、何でもいいですが仮に時計を保持する場所がないとなかなか着けられない。

ここまで着けるのに難儀する理由は、

「BCUを体に密着させないといけないから」

sgnlの場合、BCUを体に密着させる為に少し締めつけるくらいの長さにバンドを調節しなければなりません。

しかし、そうすると長さが不十分になって両手だけでつけるのが難しくなってしまいます。

バンドは分離するタイプではなく、留め金を外しても分離しないもの、例えば

「三つ折れプッシュ式」

みたいな形のものを採用すべきだったのでは?と思いました。

長さ調整のリンクのコマ脱着システムについてはよくできていると思うのですが、留め金については改良するべきだと思いました。

両手だけで着けようとすると十中八九落としてしまいますので、オススメできません。

着ける際には保持ができる場所があるところでやりましょう。

これのせいで夏場なんかは気軽に外せなくて困ります。

sgnlの問題点 まとめ

1.通話時の音声がsgnl側、スマホ側共に音量最大にしないと非常に聴こえにくい。(テスト=ベンチマーク時の音だけは良い)

2.スマホのメディア音量を常に大きくしておかないと聴こえないのでスマホのマナーモードが使えない。マナーにするなら通話の度にスマホを取り出す必要あり。(sgnlの意味がない)

3.2の音を出している状態でスマホから何がしかの音楽がなるとsgnlの“マイクから”その音楽が流れる。BCUは振動しない。(設定逆だよね、これ)

4.充電した時に充電ランプが正しく表示されない事がある。

5.電池の消耗スピードは公称の3倍はあると思った方が良い。赤い彗星か

6.  急速充電に対応していない(?)ので充電に時間がかかる。(バンド部だけでは保護回路のスペースを取れなかったから?)

7.手首につけるのに苦労する。(ロックを外しても分離しない構造にした方が良かった)

まとめるとこんな所でしょうか。

改めて見ると最大のウリであるはずの

「スマホを取り出さずにバンドと指先だけで通話できる」

という利点が問題点1~3のせいで完全に死んでますね…。

…まぁ、とはいってもこれは個人の感想です。

今後のアプリのバージョンアップによっていくつかの問題点は解消されるかもしれません。

それに、たまたま私の個体にのみこういった症状が発生しているだけかもしれませんし。

他の個体の症状まではわかりませんので。

たまたま私がハズレ個体を引いただけなら…まぁ…

でも、現状のままだと、このへんのbluetoothイヤホンに完全に性能負けしてると思うんだ。

骨伝導イヤホンも新しいタイプが続々出てるし

いや、むしろ同じ位の金額でこれ買った方がよかったんじゃ…

ひょっとしてこれに出資したのって…


(´;ω;`)ブワッ

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・sgnl 実機レビュー その3 更に使ってみて実用に耐えないので使用をやめました

・sgnl 実機レビューその4 androidではペアリングできるsgnlがiPhoneではペアリングできない件

コメント

  1. den_3 より:

    私も使用していますが、経験としては
    女性の声は聞きづらく、男性の声は聞こえやすいようです。

    充電に関しては、不満があります。
    到着して3日目で充電ができなくなりました。LEDでの判断ができないのは
    ご指摘のとおりです。

    • 管理人 より:

      den_3様

      コメントありがとうございます。
      やはり私の所持するsgnl固有の症状ではなかったのですね。
      確かに通話の音声は相手側の声質、声量によってかなり左右される気がします。
      通常の通話音質より良くないのはある程度覚悟していましたが、毎度相手に大声で話すのを要求するわけにもいきませんし…。
      充電の部分については恐らくですがバッテリーユニットの設計そのものに問題があるのだと思います。
      sgnl出資終了後にsgnlチームから「曲げられるバッテリー素材の情報があったら教えて欲しい」と出資者にリクエストがありました。
      結局見つからず、全面シリコンの初期モデル試作品から現在のメタル+シリコンの設計に変わりました。
      バッテリー問題とBCUによる通話音質の確保も含めて現状できうるものとして再設計したのでしょうがやっぱりうまくいかなかったのでしょうね。

      1.初期設計のままだとバッテリーが曲がらないと腕に巻けずにBCUが密着しない=通話できるほどの振動が腕に伝えられない
      2.曲がるバッテリー素材が必要とわかって出資者に情報を募るが見つからなかった。
      3.このままでは商品化できないと気づく。
      4.バンドを全てバッテリーとするのを諦め、メタル部分を設けてちゃんと腕に巻ける様にする=BCUが腕に密着しなんとか音が聴こえる様になる。
      5.しかし再設計によりバッテリー容量に限りが出た上、保護回路の為の空間を取るのも難しくなる。
      6.過充電防止回路だけは積まないと腕に巻いたものが過充電で爆発でもしたらおおごとなので更にバッテリー容量を削る。
      7.バッテリー部に強い力をかけない様に注意書きもあるが、BCU密着の為に少しきつめにつけなきゃいけない上に腕に巻くものなので日常生活の中でどうやっても負荷はかかる。
      8.負荷がかかり、内部で断線或いは亀裂が生じる。
      9.早晩充電できなくなる。

      こんな流れなんじゃないでしょうか。
      BCUのアイデアそのものは悪くないと思います。
      ですが、ちゃんと聴こえる程の振動を起こすために必要な電力は、ワイヤレスイヤホンの比ではないのですぐにに電池がなくなります。
      普段使いするにはあまりに制約が多すぎて私は使うのを辞めました。