こんにちは、執事です。
今回は、
こちらの記事で紹介していた、ジック株式会社から販売されているブロンプトンのソックリさんの自転車について、実際に購入されたnominomiさんからコメントを頂きました。
そのコメントを記事にする許可を頂いたので、内容をご紹介させて頂こうと思います。
ハリークインPORTABLE 88210を購入されたnominomiさんのコメント
はじめまして。検索でたどり着いた通りすがりの者です。
自転車マニアではないですが、超安価なものばかり数台乗り継いでます。この記事も参考にしてハリークインポータブル買ってしましました。人柱です。(笑
私はブロンプトンは乗ったことがないので比較できませんが、感想としては本体は安いミニベロのそれです。同じジックが出しているハマーとかといい勝負でドッペンギャンガーほどちゃちではないけど、本家には遠く及ばないと思います。
基本のフレームやシートポストの剛性感は高いのでカスタマイズでかなりカバーできそうですが。電動部分はマイルドで日本の規制に過剰なほど合わせていますね。むしろ型式認定受けた大手の製品のほうが「あれっ?」っと思う部分がありますが、この自転車はまさしく「アシスト」に徹していて、制御に関してはすごく好感が持てます。
何でも聞いてください。逆にプロンプトンのことは私が知りたいので。
nominomiさんより
・本体の作りは一般的なアルミ系ミニベロのそれに近く、同社が販売しているハマー等の自転車と同等クラス。
・ドッペルギャンガーほどチャチな作りではない。
・基本のフレームの作りやシートポスト剛性は高く、カスタムによる拡張性はありそうである。
・電動アシスト機能は完全にアシストに徹する感覚で、大手の電動自転車よりも抑え目な印象。
・アシスト制御については好印象。
・電動による補助は徹底して日本の法律に準拠している様子。
との事。
ハリークインPORTABLE 88210と販売しているジック株式会社について
nominomiさんのレビューから推察するに、ハリークインポータブル88210の車体そのものは同社が作っている他の折り畳みミニベロに近い作りの様子。
ジックさんは、
こういった野心的な折り畳み自転車も販売されているので、車体そのものに不安はなさそうですね。
ハリークインPORTABLE 88210の拡張性について
ハリークインのハンドルやシートポストは、ダホンやternにも使われている一般的なものと同じ形状に見えます
ダホンやternでも自転車の種類によって使われるパーツも変わるので、全部が適合するわけではないですが、ハリークインに採用されている伸縮式のハンドルポストは、スピードファルコに使われている様な一体式のハンドルポストに変更できる可能性はあります。
また、シートポストも径がわかれば、互換性がある軽量なものに変更できる可能性があります。
この辺は本家ブロンプトンと違って、汎用パーツを使っているからこその利点ですね。
ハリークインPORTABLE 88210の電動アシスト能力について
nominomiさんの感想から、電動アシスト能力はかなりマイルドな設定にされている様です。
また、公称80km(*ロングライドドライブLOWモード:約80km ※走行距離は新品バッテリー、気温25℃、車載重量60kg、乾燥路面、無風状態で走行した場合のメーカーのデータです。)のアシスト距離を持っていながら、重量が14kgを切っているのは凄い。
16インチの電動自転車で、
ここでちょっと欲しいな、と言っていたシャオミの
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QiCYCLE EF-1 Proと同等かそれ以下の重量というのはなかなかないと思います。
それに、本家ブロンプトンと同じキャリアブロックシステムが使えるのはQiCYCLEにはない利点ですね。
*コメントを頂いて確認不足だったので修正しました*
必ずキャリアブロックがつけられるかどうかの確認がとれていません。
フロントキャリアシステム用のダボ穴があるのは確実なのですが、大きさがダホン並?に見える画像しか見当たらず、ひょっとしたらダホン系でも取り付けられる、
しかつかないかもしれません。
(ブロンプトンのフロントキャリアブロック取り付け用の突起部分は、ダホン系のものよりもサイズが小さいのです)
ただ、加工前提なら、
こういう方法もある事はお伝えしておきます。
追記:nominomiさんよりキャリア台座についてコメントを頂きました。
結論としては、ダホンに近いけどどっちでもない規格です。(笑
改造するならキャリアブロックよりリクセン化のほうが楽だと思います。ボルトのピッチ間隔は30mmでダホンと同じです。
ダボ穴も同様で、リクセンのアダプターのボルトがそのまま使えます。リクセンのヘッドチューブアダプター KR822を付けようとしたのですが、ピッチはOKでボルトも延長用についているものが使えますが、溶接でついている金具の幅がダホン(リクセンも)の幅よりも4mm程度幅広のもので、KR822の金具に添わせる溝の部分を両側に2mmづつくらい拡張しないと収まりません。
樹脂ですからヤスリでも頑張ればいけると思いますが、ヘタレですかルータに砥石付けて削りました。が、無事に装着完了でライトにも当たらず折りたたみもOKです。
というわけで、キャリアブロックともリクセンカウルとも違う規格サイズの様です。
…ジックさん(ハリークインの製作元)は一体何を取付させるつもりだったのでしょう?
追記その2:nominomiさんより更にコメントを頂きました。
Ternのラゲッジトラスならおそらくポン付けできます。
角度的にも高さ的にもそっちが良かったんですが、どこにも売ってないんですよ。
ternのラゲッジトラスは現状ver.2.0となっていて、昔のものと形状が少し変わっています。
ただ、毎度の事ですがこのラゲッジトラスは生産数が少なく、amazonでは出るたびにすぐに品切れになってしまいます。
今の所、在庫が確認できたのは、ヤフーショッピングと楽天でした。
ちなみにハリークインPORTABLE 88210に乗っている時…
あ、そういえばすれ違う自転車乗りがみんな「おっ!おおっ??」って感じでガン見してゆくのがちょっと恥ずかしいです。
まあクルマ好きにとってのロードスターのパクリモノが走っているようなものですからね。(笑
という事で、このハリークインに乗っていると自然と注目を集めてしまうそうです。
確かに自分も走っている所を見たら、ついついそっちを見てしまうだろうなぁ…^^;
まとめ
自分が最初にヴァクセンを購入した頃の安価でそれなりの性能の折り畳み小径自転車といったら、選択肢が
ドッペルギャンガーか
ヴァクセン
位しかありませんでした。
ですが、今はジック株式会社さんを含め選択肢がとても増えています。
色々な自転車があっても全てを試乗するのは不可能なので、nominomiさんの様に実体験と感想を寄せて頂けると大変有難いです。
きっと、これから自転車を購入される方の参考になると思います。
nominomiさん、コメントの掲載許可を下さいまして本当にありがとうございました。
コメント
ご紹介いただきありがとうございました。駆動系はブロンプトンと同じようで、上半身は逆に汎用パーツが使えそうな感じです。今後のんびりカスタマイズして欠点を補っていこうと思います。
こちらこそコメントの掲載を許可して頂きましてありがとうございました。
nominomiさんにとって乗りやすい自転車が完成するといいですね^^
記事を読んでとても興味が湧きました。
こちらのハリークインの電動モデルには
ブロンプトンと同じキャリアブロックシステムが使えるということですか?
コメントありがとうございます。
自分で確認をしていないので、正確性に欠けそうな部分を修正しました。
というのも、
こちらのサイトさんの赤のハリークインのフロントを斜め前から見た画像があるのですが、キャリアブロック取り付け部分が大きく、ダホンサイズっぽく見えるんですよね…。
キャリアブロックを付けられそうなダボ穴はあるので、何らかの方法でつくと思います。
今、ちょうどそこのカスタマイズをどうしようか考えていて調べたのですが、ブロンプトンはダボ穴のピッチが27mmでダホンは30mmです。
なので、キャリアブロックでもリクセン化アダプターでもちょっと加工すればどうにでもなるようで。ハリークインもどっちかでしょう。なんとなく30mmの気がしますが。(そこは真似る必要がないので)
バッグの加工性と本家のブロンプトンのバッグを付けるのがやや恥ずかしく、リクセン化の方向です。
サスペンションとかキャリアの取り付け方法とか、微妙に違うんですよ。
コメントありがとうございます。
カスタムが進んでいる様でなによりですが、
>バッグの加工性と本家のブロンプトンのバッグを付けるのがやや恥ずかしく、リクセン化の方向です。
そんな事は気にしなくても大丈夫です!
グランテックやダホンのスピードファルコにブロンプトンのキャリアブロックを取り付ける人間もいるのですから!←自分
ちなみにキャリアブロックの穴そのものは拡張が容易なのでピッチ幅がダホンでも穴を広げればいけます。
サスやキャリア等、寸法が違うのはなんとなく外観から予想できていましたが、
キャリアブロック取付部分は接写画像があまりなかったのでダボがあるのを見た時点で取り付けられるもんだと思い込んでました。
結論としては、ダホンに近いけどどっちでもない規格です。(笑
改造するならキャリアブロックよりリクセン化のほうが楽だと思います。
ボルトのピッチ間隔は30mmでダホンと同じです。
ダボ穴も同様で、リクセンのアダプターのボルトがそのまま使えます。
リクセンのヘッドチューブアダプター KR822を付けようとしたのですが、ピッチはOKでボルトも延長用についているものが使えますが、溶接でついている金具の幅がダホン(リクセンも)の幅よりも4mm程度幅広のもので、KR822の金具に添わせる溝の部分を両側に2mmづつくらい拡張しないと収まりません。
樹脂ですからヤスリでも頑張ればいけると思いますが、ヘタレですかルータに砥石付けて削りました。
が、無事に装着完了でライトにも当たらず折りたたみもOKです。
nominomiさんコメントありがとうございます。
>結論としては、ダホンに近いけどどっちでもない規格です。(笑
改造するならキャリアブロックよりリクセン化のほうが楽だと思います。
ボルトのピッチ間隔は30mmでダホンと同じです。
ダボ穴も同様で、リクセンのアダプターのボルトがそのまま使えます。
リクセンのヘッドチューブアダプター KR822を付けようとしたのですが、ピッチはOKでボルトも延長用についているものが使えますが、溶接でついている金具の幅がダホン(リクセンも)の幅よりも4mm程度幅広のもので、KR822の金具に添わせる溝の部分を両側に2mmづつくらい拡張しないと収まりません。
樹脂ですからヤスリでも頑張ればいけると思いますが、ヘタレですかルータに砥石付けて削りました。
まさかそんな事があろうとはw
リクセンもキャリアブロックも加工なしでは合わないのだとしたら、一体何をつけるつもりでキャリアダボなんてくっつけたんでしょうね…。
ジック独自規格のキャリアを追加で作成する予定でもあったのかなぁ…。
Ternのラゲッジトラスならおそらくポン付けできます。
角度的にも高さ的にもそっちが良かったんですが、どこにも売ってないんですよ。
多分リクセンカウルに怒られたんじゃないかと…。
やや昔の話題ですが、たまたまハリークインを弄っているのでコメントさせていただきます。
フロントのダボ穴ですが、Ternのラゲッジトラスに完全一致です。関東の方なら新宿のマルイでフツーに購入可能です。
後ろのコロはネジ径がM6です。私はM5のイージーホイールをうっかり買ってしまいましたが、ベアリング交換で凌ぎました。
あと、スターメーの内装もほぼポン付で大丈夫。回り止めワッシャとアウターの端部の固定だけ工夫が必要でした。
コメントありがとうございます。
今はラゲッジトラスも新版になってそれなりの量が出回ってるみたいですね。
ブロンプトンのキャリアを知っている人は、後ろはM5、前はM6と考えてしまうのわかります。
スタメが入るという事はリア112mmなのもブロンプトンと同じっぽいですね。
有益な情報をありがとうございます!
補足です。
リアのエンド幅は120ですね。120mmのモノを入れるか、110mmのモノを入れて両側からゆっくりえいやっと締めこむ感じになります(自分はこっち)。
エンド120mmとなると、ピストハブと同じ位なんですね。
スタメの内装8速がOLD124mmだったと思うので、割と簡単に16段変速にもできそうですね。