こんにちは、執事です。
前回まででとりあえず自走可能になったフルチタンブロンプトン。
しかし、折り畳むとチェーンのたるみによってシートステーにチェーンがかかる状態な上に、フロントフックに至っては、クイックシャフトとフレームが干渉してガリガリ削れる状態でした。
今回はそれらの部分を解決していきます。
チェーンリング側チェーンテンショナーが機能する様にする
前回記事で、
この様にクランクのチェーンリング台座がガッツリ当たってしまって取り付けられなかったチェーンテンショナー。
それならひっくり返せばいいジャン(☆  ̄ω ̄)〇”グッ
ってなわけで準備したのがこちら。
左側のM4ネジが最初からついていたもの。
これは皿ネジになっていて長さも5mmしかありません。
裏返すと皿ネジの首に合う様な溝もなく、そのまま取り付けるにも長さが足りないので、M4×12の超低頭ネジを購入して、ワッシャで長さを調整して取り付け。
こんなカンジになります。
そいでもって、折り畳んでみると…
ちゃんと引っかかってチェーンにテンションをかけてくれました。
横から見るとこんなカンジ。
ちなみに、この状態は完全に折り畳んだ状態ではなくリアを前に持ってきただけの状態なので、テンションのかかりが浅いですが、ちゃんと折り畳んだらもっとテンションがかかってチェーンが外れなくなります。
あと、完全に折り畳むとチェーンがリアフレームに当たるのでそれによる傷防止&フロントフック傷防止の為に
これをリアフレームに貼っています。
尚、このテンショナーが使えるチェーンリングサイズは、54Tが最大だと思われます。
フロントフックが上手くかからない問題を解決する
次はフロントフックの問題。
こちらの記事でも紹介しましたが、普通のクイックでフックを取り付けると
こんなカンジで思いっきりリアフレームに干渉してしまいました。
そこで、まず準備したのがこのフロントスキュワー。
コレの100mmサイズ。
こちらはチタンシャフトのものもあるのですが、今回はディスクブレーキ仕様なのもあってビビリな自分は鋼のシャフトにしています。
これでシャフトの接触は回避できるとして、次はフロントフックの問題。
今回はフェンダーを取り付けるつもりなので、フェンダーフックを当ててみたところ…
あっ…(´ω`;)
というわけで、通常のフェンダーフックの取り付けは不可能と判明。
仕方がないのでこないだのチタン製Eフックで対応して、フェンダーはボルト部分の一点留めでいくことにします。
ですが、チタンフックを普通のブロンプトンと同じ様にそのままクイックシャフトに通して取り付けると、今度は先ほど取り付けたフロント側チェーンテンショナーに接触してしまいます。
この事自体は
こちらのIKEROさんのBROMPTANの記事を拝見させてもらっていたので(IKEROさんありがとうございます!)、自分のもそうなるんじゃないかと予測はしていましたが、やっぱりこのフレームでも同じでした。
そこで、それを回避する為に導入するのがこちらのパーツ。
元々は、
チト寄り道。 pic.twitter.com/L6dVx8SV1f
— 執事885 (@butler885) January 5, 2020
このグランテックに泥除けを取り付ける為に準備していたものですが、思わぬ所で出番がやってきました。
これには2枚同じパーツが入っているのですが、
その内の一枚と、M4×10ネジ、M4ワッシャ、M5ワッシャを使ってこの様にチタンフックを取り付けて、
こんな風に前の方にEフックの位置をずらして取り付けます。
それによって、
この様に折り畳んだ時にも接触を回避出来る様になります。
ちなみにこのGIZAのフェンダーアダプター、重さは10g程度ですが1mmくらいの厚みがあるステンレス製で、ちょっとやそっとじゃビクともしない硬さです。
追加:横からの画像
まとめ
これによって折り畳みが問題なくできるようになりました。
フロント側のフェンダーは、
ステーはありませんがこれでいけます。
ブロンプトンの純正フェンダーが元から軽量なので、フォーク部分の一点留めで十分固定できちゃいます。
最後はリア側フェンダーですが、これもまた工夫が必要なんですよね…。
ただ、それをこのまま書くと長くなってしまうので、そちらは次回!
今回購入したパーツ
・BBチェーンガイド ◆Brompton/Birdy 改装(チェーンリング側テンショナー) ヤフオク購入(現状欠品)
・ブロンプトン用フロントスキュワー 100mm(スチール製軸)
・Aceoffix リヤ フレーム カーボン プロテクター ガード Brompton用
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