こんにちは、執事です。
今回の記事は前回の続きです。
前回
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ブロンプトン チタン製メインフレームにリアフレームを取り付ける その1 リアヒンジピボット取り付けに必要なもの
リアンヒンジピボット周辺は基本的にショップに任せた方がいい部分です。
ブロンプトンの折り畳み機能の根幹部分であり、仮に交換するとしても色々手間もかかります。
ただ、今回は何もない状態から組み上げるのでむしろちょっと簡単。
ピボットパーツと樹脂ワッシャ、ネジ止め剤があれば取り付ける事は難しくありません。
この時にも紹介していましたが、これらのパーツと
M4の六角レンチ2本があれば取り付けは可能です。
ただ、この中で樹脂ワッシャだけはちょっと変更した方が良いかな、と思いました。
実は上記ワッシャ以外にも
このワッシャを買ってまして、どちらかよりサイズが合うものを使うつもりでした。
で、実際に購入した2種類がこちら。
で、重ねてみたところ、
どうも黒の方が外径が小さめでサイズが合う感じ。
ちなみにキタコの白が1.6mm、uxcellの黒が2.0mm厚です。
厚みからしても2.0mmの方が丁度いい感じ。
実はM10サイズのワッシャは内径が10.5前後あるのが普通なので、ヒンジに入れると少し余裕があります。
(純正はぴったりなのかな?)
あ、あとグリスも必要です。
ピボット受けの胴ワッシャ部分にグリスを盛る必要があります。
自分はいつものパークツールを使いました。
この部分、純正ブロンプトンの場合、銅スリーブを入れた後に専用工具で内側を整える、というのが通常の工程なのですが、この銅ブシュ内部既に綺麗だったんだよね…。
ブロンプトン チタン製メインフレームにリアフレームを取り付ける その2 取り付け状態の確認
というわけで取り付けて半分固定した状態。
ここから左右の並行を確認しつつ更に締めていって固定します。
締めこんで横から見た画像。
ワッシャの外径がちょっと大きいです。
これを見る限り、やっぱりヒンジワッシャはブロンプトン専用の特殊サイズかもしれませんね。(内径10.1~2mm、外径18~19mm、厚みが1.8mm~2.0mmくらいでしょうか)
追記:ワッシャのサイズについて
古い純正ピボットとワッシャが出てきたので測ってみました。
純正ワッシャ外形約19mm
純正ワッシャ内径約9.5mm
純正ワッシャ厚み約1.8mm
ピボットに対してピッタリ。
内径が9.5mmという事は、w3/8サイズ(3分)の樹脂ワッシャかな。
日本じゃ入手性が悪すぎる規格ですね…。
リアサスペンションについて
それと、
「中華製チタンメインフレームのサスペンション受けの中にリアサスペンションボルトが入らない」
という症状はありませんでした。
センターもきちんと出ていて、引っかかりもなくちゃんと奥まで入りました。
サスペンションについては古いタイプの純正のものがあったので、とりあえずそれを。
ブロンプトン チタン製メインフレームにリアフレームを取り付ける その3 シートクランプを取り付ける
今回採用したシートクランプはこちら。
軽量でスプリングも含め全て揃っており、形状も純正の樹脂製にそっくりなので採用しました。
シートクランプを取り付けた画像がこちら。
ちなみにばねの挿入時にはラジオペンチを使うとスムースにいけます。
今回は特にこのばねがチタン製だったので、素手ではとても無理でした。
また、画像ではシートポストを挿入しておらず、ネジを締めこんでないので僅かに左にずれています。
しかし、この状態でも問題なくサスペンションを固定できました。
まとめと重量
ヒンジは入れ替え時は大仕事になりますが、取り付けるだけならそこまで難しくありませんでした。
今回はチタン製ヒンジを使ったので、メンテナンス性を考えてネジ止め剤もそこまで強いものを使っていません。
実際に外す際は、ローゼットワッシャとナットを使ってダブルナット方式で取り外すつもりです。(外れなかったらドライヤーで暖める)
それと、重量ですが、
この組み上げ状態で計測したところ、
2720g
でした。
軽いな!!Σr(‘Д‘n)
今回も購入したパーツの合計額は大体4500円足らずくらい。
ロックタイトは600円前後でした。
リアサスペンションは純正を入手する方法は意外と少ないです。
amazonにあるので考えると、この辺が手ごろとは思います。
楽天やヤフーショッピングにはあるんですけどね。
今回購入した工具
今回購入したパーツ
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