MVNOを使って通信料も安く抑える

MVNOスマートフォン、タブレット

こんばんは、執事です。

MVNOとやらはドコモとかよりも安いらしいけど、一体どうやったらいいか、そもそも何なのかわからない!

という方は結構いらっしゃいます。

今回は、ず~っとドコモやauやソフトバンクの携帯を使い続けてきた人が、初めてmvnoを使いたいと思った時に参考になると思われる記事です。

今は使っていないスマホがあるけれど、これを親に渡して有効活用できないかな?

と思われている方にとっても参考になるかもしれません。

  • 離れた所に住む親にスマホを渡してLINEで連絡が取れるようにしたいけど、その為だけに新しいスマホを準備するのもちょっと躊躇してしまう。
  • 親にスマホを渡しても、すぐに使えるようになるかわからないし、必ずしも使えるようになるかもわからない。
  • できるなら新しくスマホを購入する事なく、自分が以前使っていたスマホを渡して通信費を抑えたい。
  • 仮に親が使えなかった時の費用を最小限にしたい。

そんな時に参考にして頂きたい記事です。

そもそもMVNOが何なのかわからない。ドコモやau、ソフトバンクと何が違うの?安いらしいけどそんな安いのに変えても大丈夫なの?

本当に初めてMVNOを使う人にとってはまずはここからだと思います。

ドコモ等のいわゆる3大キャリアとの大きな違いは、

”どこから何を借りているか”

です。

ドコモ、au、ソフトバンク、そして今度楽天もそうなる予定ですが、これらは

”国から電波帯域を借りている”

企業です。

ざっくり言うとテレビの電波と同じように特定の電波(帯域)を使う権利を国から借りているのです。

それを元に通信設備を各所に設置し、通話できる様にしたり、スマホやガラケー等でyoutubeを見られたり、LINEで通信できるようにしています。

対して、MVNOというのは、

”ドコモやau、ソフトバンクからその電波帯の一部を借りている”

事業者全てになります。

IIJやらmineoやらLINEモバイルやら色々なMVNO業者がありますが、それらは全てドコモやソフトバンク、auから電波(帯域)と通信設備を間借りしている、と考えておけば大きな間違いはありません。

ですので、

MVNOの通信の品質そのものはドコモ、ソフトバンク、auのものと殆ど変わりません

わかり易く言うと、

ドコモ、au、ソフトバンクと殆ど変わらない通信サービスを安く使えるのがMVNO

という事ですね。

また、金額が安い理由を挙げると、主に

ドコモ、au、ソフトバンクが既に設置した設備と電波(帯域)を間借りするから初期投資費用がかかってない

からです。
また、3大キャリアと違って、殆どのMVNO業者が街中に店舗を構えておらず、その分の店舗運営費や人件費、広告費がかからない分安いというのもあります。
(厳密には街中の店舗もほとんどは3大キャリアの直営店舗ではなく、セブンイレブン等と同じ様なフランチャイズみたいなものなのですが。)

こういった理由が重なって、MVNO業者の通信料金は3大キャリアよりも安いのです。

今3大キャリアのサービスを使っているんだけど、MVNOにしたら何が変わるの?

簡単に言うと、

  1. キャリアのメールアドレスが使えなくなる
  2. MVNOでは通話と通信が必ずセットになるわけではなく、通話がいらないなら省ける
  3. LINEを使う際、赤外線通信等を使わないと新たに友だち登録できない。

といった所でしょうか。

MVNOに移行する際に一番困るであろう事は、

  1. キャリアのメールアドレスが使えなくなる

これだと思います。
○○~@docomo.co.jpとか、○○~@softbankとか、こういったキャリアメールアドレスを今も使っている人にとっては、この部分がネックになる事が多いです。

実際、

「今更知人全てにアドレス変更を伝えるのが面倒。それに、友人ならまだしも取引先とかだとキャリアメールでないとダメな所がある」

といった話を聞いたりします。
キャリアからMVNOに行く際は、このキャリアメールをgmail等に移行する事を考えないと難しいです。
逆を言えば、キャリアメールに拘りがなければMVNOに移る障害は殆どないと思ってもらって構いません。
実際、スマホのシェアの半分以上を占めるandroidはこのgmailアカウント(googleアカウント)を元に設定しますし、iphone利用者ですらgmailアカウントを所持している人は多数います。

次に、

2.通話と通信が必ずセットになるわけではなく、通話がいらないなら省ける

こちらは3大キャリアでしか契約した事がない人にとってはよくわからない部分かもしれません。
簡単にいうと、通常の電話(携帯電話の電話番号)で通話する部分と、インターネットを使ってyoutubeを見たりとかLINEで通信、通話、写真や動画の遣り取りをする部分が別々に販売されているような物だと思ってください。
キャリアならかけ放題:2700円+データ通信1GB:2900円で合計5600円に各種割引~なんて感じですが、MVNOはメインがデータ通信の部分になります。
なので、

データ通信1GB:500円~700円前後
通話プラン:1200円前後(ただし、大体30秒20円の従量制。追加料金でかけ放題プランも選択可能。)
最低データ通信1GB:500円+月額通話料金(基本料):1200円=合計1700円

といった感じになります。

最後に、

3.LINEを使う際、赤外線通信等を使わないと新たに友だち登録できない。

この部分はなかなか気づきにくいです。
MVNOに移行してLINEを使えるようにした時、一番気になる部分かもしれません。
ですが、新たに友だち登録ができないわけではありません。
あくまで、

”新規に友だちを登録する際、ID検索機能で登録ができないだけ”

です。
これは通常のMVNOでは「年齢確認」ができない為に発生するものなのですが、実は今は回避する方法があります

LINE年齢確認=LINE ID検索が使えるMVNO

今は

LINEがキャリアと同様に使えるMVNO

契約事務手数料3,300円(税込)が無料になるmineoエントリーパッケージ docomo/au/SoftBankの3回線が選べる格安SIMカード
mineo(マイネオ)
【Web申込専用】本パッケージは、格安スマホmineoへのお申し込み時に発生する契約事務手数料3,300円(税込)が無料になるおトクなエントリーコードが記載されたお申し込みパッケージです。 ※お試し200MBコース、マイそくスーパーライトのお申し込みにはご利用いただけません。

がオススメです。

これらのMVNO業者の魅力は、

「自分が使わなくなった携帯(スマホ)を親に持たせる」

事を考えた時に、その使わなくなった携帯(スマホ)がドコモでも、ソフトバンクでも、auでも流用可能になる点。
通信回線を契約する際にドコモ回線、ソフトバンク回線、au回線の3種類から選べるので、自分が元いたキャリアの通信回線を契約すれば、そのキャリアで使っていた携帯(スマホ)にMVNOから送られてくるsimを挿し、APN設定をするだけでインターネットと通信機能が使える様になります。
(APN設定のやり方については、simが送られてくる時に説明書が同封されます。)
タイトルにある様に親に初めてスマホを持たせる場合なら、スマホを初期化→再起動させて最初に出る案内に沿って新しくgmailアカウントを作ればそれでOK。
あとはgoogleplayからLINEのアプリをダウンロードし、LINEの設定をすれば、親とLINEで連絡ができて月額1000円以内のスマホの出来上がりです。


*注意*端末のsimロックについて
ドコモやソフトバンクのスマホは大抵の場合、simロックを解除しなくても同系列のMVNOで使うならそのまま使用可能です。
しかし、auはちょっと特殊で、同系列のau系MVNOに移行してもすぐに通信ができない場合があります。
そういった場合は端末のsimロック解除が必要になります。
au端末のsimロック解除(pc、スマートフォンからはこちら)※My auの受付時間は9:00~21:30です

もし、上記リンクからsimロック解除が出来なかった場合は、こちらの案内をご覧ください。

一応、ドコモやソフトバンクの機種についてもそれぞれ案内があるので気になる場合は以下をご覧ください。

IIJmio、mineo、楽天モバイル、ワイモバイル、UQモバイル、イオンモバイルなら前述の

3.LINEを使う際、赤外線通信等を使わないと新たに友だち登録できない。

といった事がありません。

3大キャリアと同様に「LINE年齢確認」に対応したので、ID検索機能を使用できます。

但し、重要な注意点として、どのMVNOでも、

「データ通信のみの契約ではLINEID検索は使えません」

通話は入れないにしても、SMSサービスだけは必ず追加してください。

データ通信+SMSの契約

が前提です。

実際に契約する際の選択の仕方の一例

まず、このページで手持ちの端末が対応しているかどうか確認しましょう。

動作確認端末 | IIJmio
IIJmioでご利用いただけるスマホ、タブレットなどの端末一覧を掲載しています。SIMカードお申し込みの前に、必ずお手持ちの端末がIIJmioでご利用いただけるかご確認ください。IIJmioではさまざまな端末でSIMカードの動作を確認し、随時結果を公開しています。
動作確認済み端末検索|端末|格安スマホ・SIM【mineo(マイネオ)】
各種端末における、auプラン(Aプラン)、ドコモプラン(Dプラン)、ソフトバンクプラン(Sプラン)用mineo(マイネオ)SIMカードの動作確認結果を公開しています。お申し込みにあたって、ぜひご覧ください。

対応している事が確認できたら、

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mineo(マイネオ)
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*注意*mineoなら、できるなら前もってamazonでエントリーパッケージを購入しておきましょう。その方が安いです。

まとめ

まとめると、

  1. 自分が昔使っていたスマホのキャリアを確認。(docomoかauかsoftbank)
  2. 昔使っていたスマホのキャリアと同じデータ通信+SMSの契約をする。LINEだけでやりとりするなら通話はいらない。(データ通信量は1GBあれば殆どの人の利用範囲ならそうそう困らない。)
  3. simカード(通信用の小さなカード)が送られて来るので、それを自分が使っていたスマホに入れる。(スマホの説明書にSIMを入れる場所は書いてある。説明書を失くしている場合は、インターネット(ヤフーやgoogle検索)で「機種番号(SO-04とか) 説明書」と検索したら出てくるのでそれで確認する。
  4. simを入れたら、APN設定を行う。(設定のやり方はsimカードと一緒に送られてくる。)
  5. 連絡用のアプリ(LINE等)をダウンロード→インストールして設定する。

この流れで完了です。

それと、今回はもう使っていない携帯がある事を前提に書いたので契約期間中の携帯をMVNOに移行させる事については書いていませんでした。

もし、今使っているキャリア携帯をMVNOに移行させたい場合は、契約満了時期(いわゆる2年縛りが明ける時期)を確認して、解約違約金が発生しない時に移行した方がよりお得です。

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