こんばんは、執事です。
以前の記事でブロンプトン用チタン製キックスタンドの分解補修方法を説明したのですが、構造的にまだ収まりを良くする事ができそうだったのでやってみました。
ブロンプトン用チタン製キックスタンドとは?
今回の対象となる商品はこちら。
最初に購入してミノウラ製のスタンドと比較した記事
その後にアーチーモリスさんに教えてもらって分解補修をした記事
軽さで言えば一番軽いスタンドだと思います。
また、チタン製なのでそうそう折れることもないでしょうし、錆びる事もありません。
しかし、分解補修の記事で説明していた通り、この商品には組み付け不良品が混ざっていました。
ですが、そのおかげで内部構造がわかりました。
ブロンプトン用チタン製キックスタンドをミノウラ製キックスタンドに近づける
もう一度分解しないといけないですが、その手順は
この記事を見てもらうとして、加工する部品はこちら。
この左側の2mmの部分を1mm位まで削ります。
道具は、
これらの道具を使って削る方法で。
こんな風に固定します。
こういうサンダーみたいなのがあったらもっと楽かもしれませんが、今回の加工金属は真鍮製で比較的やわらかいので金ヤスリでもいけます。
で、削った後の画像がこちら。
というわけで片側だけを1mm削りました。
T字金具を削った後の収まり比較
一番最初に購入した時から比較していきましょう。
購入時 張り出し7.7cm(先端)
分解補修後 張り出し6.2cm(先端)
今回、T字金具を1mm削った後 張り出し5.5cm(先端)
はい、というわけで更に7mm程先端が内側に収まる様になりました。
流石にミノウラ製と同じとまではいきませんが、
ミノウラ製スタンド 張り出し3.4cm(先端)
それでも、かなり近くなりました。
まぁ、実際そこまでホイールに近づかなくてもいいですし、ミノウラはボルトで留める根元の張り出しが8mm程チタン製より大きいので、実質の張り出しではチタン製キックスタンドの方が収まりがよくなった事になります。
それでは、よりわかりやすくする為に、別角度の比較画像もいってみましょう。
購入時上からの画像
今回の改良後の画像
ちょっと画像の角度が違っていますが、かなり内側に向いたのがわかります。
これでカバーをかける時に、カバーをスタンドにひっかける心配はもうないです。
最後に横からの画像を。
前回の分解補修後の画像
今回の改良後の画像
スタンドの先端の高さがかなり上がって、フェンダー固定ボルトの上にまで来ているのがわかります。
真鍮を削った分だけスタンドが上がるようになりました。
まとめ
ちなみに今回1mmだけ残したのは、全部落としてもバネ部分が引っかかってあまり変わらなさそうだったからです。
加工については工具が必要になりますが、加工そのものは簡単にできるのでこのスタンドをお持ちの方は挑戦する価値があると思います。
コメント
PSO2ブログリンクから抜けてもらえませんか?
ブログ巡回屋さんにリンクから抜いてもらうように連絡しました。
確かにPSO2関連の記事を書いてないですから、邪魔になってましたね。
教えて下さいましてありがとうございます。
執事885様
brompton チタンキックスタンド貴殿の情報が大変役に立ちました
買ったものが、ダメでもこれなら自分で対処できると購入に対する不安もなく購入できました
結局私の購入品は左右対称のT字でした
そのままでもOKかな?と思いましたが、輪行袋の入れる際少々気になったので加工しました
せっかちな私は削るのではなくペンチを使ってカットしました
コメントありがとうございます。
記事がお役に立てたならとても嬉しいです!
はじめまして。
ブロンプトンのスタンドを探しててこちらに辿り着きました。
購入に際しこちらの記事が非常に役に立ちました。ありがとうございました。
私が購入したスタンドは不良ではなかったですが加工してみました。スタンドを分解して戻せなくなるのが怖かったので、真鍮部分をドリルで削って跳ね上げ位置を上げることに成功しました。
どうもありがとうございました。
コメントありがとうございます。
なるほど、確かにスタンドを立てた際に見える真鍮部分を削れるならその手段でもいけますね。
記事がお役に立った様で嬉しいです。