こんにちは、執事です。
今回は、前の記事と同時に作業をしていたプーリーガイドの交換について。
パーツそのものも同時期に購入していたのですが、色々と忙しくて作業する時間が取れてませんでした。
ブロンプトンの変速システム
そもそもブロンプトンの変速機は特殊な形状で、普通のリアディレイラーとは全く違う形をしているのですが、その中でも特に外装変速用のプーリーガイドは特殊な設計になっています。
多分、普通の自転車の整備しかした事がない人はこの部品が何なのかがわからないだろうなぁ…。
この変速に使うプーリーガイドを回転しているプーリーに押し当てて変速するのですが、いかな回転する側のプーリーが樹脂製とはいえ、やっぱり削れてきます。
一応、それにも耐えられる様にアルミではなくステンレスで出来ているのですが、画像でもわかる二本線の様な傷がどんどん深くなっていきます。
変速そのものについても調節である程度接触があまりない様に設定することもできるのですが、走行状況によっては変速に引っかかりが出たりする時があります。
引っかかった時は結構デカい「ガリッ!」って音がしたりするんですよね。
そういうのが実はちょっと気になっていたのでした。
ブロンプトン 2速、6速用 ベアリング入りプーリーガイド
そこで、前々から気になっていた商品を購入してみました。
amazonや楽天、ヤフーでも探しましたが見当たらなかったです。
実際届いた商品がこちら
いきなり計測していますが、ボルトも併せて9.8gほど。
元々のプーリーガイドの合計重量が
ボルトも併せて17g。
結構差がありますね。
前述した通り、削れる事が前提の設計なので頑丈なステンレス製にしてある分だけちょっと重いです。
新プーリーガイドをインストールして気づいた不具合
こちらが新プーリーガイドに付属していたチタンボルトセットなのですが、画像一番右の平頭ネジに不具合がありました。
実はこのネジが長すぎて、しっかり締めるとプーリーガイドの土台の先に飛び出してしまい、変速が上手くいかなかったのです。
幸い、64チタンの様な高硬度チタンではなく、3-25チタン若しくは純チタン製だったのでヤスリでネジ先を削って事なきを得ましたが。
削る時は純正プーリーガイドの穴にネジを通し、ガイドごと手で固定してネジ先を削りました。
ネジだけを持って削るのはちょっと難しかったです。
まとめ
実際に乗って変速の具合を試してみましたが、坂道などでトルクがかかっている時に、低速に変速したらたまにあった「ガリッ!」という引っかかりが全くなくなった気がします。
通常時変速の時も心なしかスムースです。
とりあえずこのまま様子見ですが、わずかながら軽量化もできたので割と満足です。
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