こんにちは、執事です。
前回に於いて、フルチタンブロンプトンと純正ブロンプトンの折り畳みの幅の比較を行ったわけですが、今回はフルチタンの折り畳み幅の納まりを改善しましたよ!という記事です。
2パターン試してみたのですが、順番に紹介します。
フルチタンブロンプトンの折り畳み幅の改善 その1 純正フックを使ってみる
前回まで使っていた、
・チタン製 ブロンプトン用 E 型フック フロントフォークフック
ですが、こちらを純正のフックに交換したらどんな風になるかな?と思って試してみました。
加工した画像がこちら。
L型のフェンダーフックをワッシャと供にポン付けしただけですが、簡単につきました。
そして、これで折り畳んでみると…
完璧!!
最早、純正ブロンプトンと変わらぬのではないか?と思われる程に前輪の納まりが良くなりました。
…。
……。
って、思うじゃ~ん?
でも、横から見てみると、
全然折り畳めてない!!
なんと、シートポストがストップディスクボルトに当たっています。
畳もうと思っても、メインフレームがこれ以上下がりません。
その原因がこちら。
参考までにチタン製Eフックだとこうなります。
本来なら純正フックは、スキュワー軸より上につくようになっています。
しかし、このようにGIZAフェンダーアダプターを使った場合はスキュワー軸と同じ高さで前輪を固定しまう為(GIZAフェンダーアダプターの長さが足りない)、こうなります。
チタン製Eフックだと厚みが殆どない為、ちゃんとスキュワー軸より上にひっかかり部分が来てきちんと畳めるわけですね。
結果として、純正フックを使うと幅はかなり純正に近づくんですが、完全に折り畳めないので使えません。
フルチタンブロンプトンの折り畳み幅の改善 その2 チタン製Eフックを奥に取り付ける
というわけで、
・チタン製 ブロンプトン用 E 型フック フロントフォークフック
このチタン製Eフックをどうにかしてより納まりをよくしていきます。
と、いっても、やる事は単純で、
この様に取り付けていたEフックを、
こんな風に付け直しただけ。
手前から、
M5×10ネジ>M5ワッシャ>M6ワッシャ>チタン製Eフック>GIZAフェンダーアダプター
だったのを、
GIZAフェンダーアダプター>チタン製Eフック>M6ワッシャ>M5ワッシャ>M5×10ネジ
にしただけ。
これによって、チタン製Eフックは、GIZAフェンダーアダプターの厚み分だけ奥に移動したことになります。
そして、この状態で折り畳んだ画像がこちら。
まだ外側に膨らんではいるものの、
この時から比べれば一目瞭然、少なくとも前輪のタイヤがペダルの内側までで納まっているのがわかります。
ただ、フックのかかりがちょっとだけ前に来た為に、
こんな風に、
このプロテクターを超えた位置でフックがフレームに当たるようになったので、これをもう一枚買い足して裏から貼り付けようと思います。
まとめ
というわけで、ちょっと手を加えただけで、折り畳み幅はかなり改善されました。
この状態でハンドルを壁につけて幅を計ってみたところ、
大体29.5cmほどとなり、5mm小さくなりました。
ついでに壁にくっつている部分の接写画像もご紹介。
ハンドルステムとハンドルグリップの位置がほぼ同じなので、ハンドルステムと壁の間に隙間が全然ありません。
また、前回の記事で言及していた、
この滑り幅も少し小さくなりました。
でも、もう少しだけ改善できそうな気はしています。
追記:チタン製Eフックを更に改善
Eフックの組み立て手順を更に変更してより幅を小さくしてみました。
GIZAフェンダーアダプター>チタン製Eフック>M6ワッシャ>M5ワッシャ>M5×10ネジ
を、
GIZAフェンダーアダプター>M5ワッシャ(厚め)>チタン製Eフック>M5ワッシャ>M5×10ネジ
として、よりホイール側にEフックを移動させてみました。
取り付けた画像がこちら。
タイラップを付けてありますが、これがあるとEフックの歪み(縦伸び)を抑えられるので納まりも更に良くなります。
これによって、
更に内側に納まるようになりました。
あとはAceoffix リヤ フレーム カーボン プロテクター ガード Brompton用を貼れば、フックの滑りもほぼ無くせると思います。
今回の使用パーツ
・Aceoffix リヤ フレーム カーボン プロテクター ガード Brompton用
前の記事
次の記事
https://butler885.com/brompton-46/
コメント