ブロンプトン(Brompton)フルチタンの折り畳み幅を改善する フルチタンをイチから組む その14

フルチタンブロンプトン チタン製Eフック 画像その4 折り畳み幅29.5cm ブロンプトン

こんにちは、執事です。

フルチタンブロンプトン(Brompton)と純正ブロンプトンの折り畳みサイズを比較してみる フルチタンをイチから組む その13
こんにちは、執事です。 今回は前回までで 大体組みあがったフルチタンブロンプトンディスクブレーキ仕様と、純正ブロンプトンM2L-X の折り畳みサイズの比較記事です。 フルチタンブロンプトンと純正ブロンプトンの折り畳み比較 やっぱりこれって気...

前回に於いて、フルチタンブロンプトンと純正ブロンプトンの折り畳みの幅の比較を行ったわけですが、今回はフルチタンの折り畳み幅の納まりを改善しましたよ!という記事です。

2パターン試してみたのですが、順番に紹介します。

フルチタンブロンプトンの折り畳み幅の改善 その1 純正フックを使ってみる

前回まで使っていた、

・チタン製 ブロンプトン用 E 型フック フロントフォークフック

ですが、こちらを純正のフックに交換したらどんな風になるかな?と思って試してみました。

加工した画像がこちら。

フルチタンブロンプトン 純正フック

L型のフェンダーフックをワッシャと供にポン付けしただけですが、簡単につきました。

 

そして、これで折り畳んでみると…

フルチタンブロンプトン 純正フック 画像その1

フルチタンブロンプトン 純正フック 画像その2

完璧!!

最早、純正ブロンプトンと変わらぬのではないか?と思われる程に前輪の納まりが良くなりました。

 

…。

……。

って、思うじゃ~ん?

でも、横から見てみると、

フルチタンブロンプトン 純正フック 画像その3

全然折り畳めてない!!

なんと、シートポストがストップディスクボルトに当たっています。

畳もうと思っても、メインフレームがこれ以上下がりません。

 

その原因がこちら。

フルチタンブロンプトン 純正フック 画像その4

 

参考までにチタン製Eフックだとこうなります。

フルチタンブロンプトン フロントフック引っ掛け状態画像 横から

本来なら純正フックは、スキュワー軸より上につくようになっています。

しかし、このようにGIZAフェンダーアダプターを使った場合はスキュワー軸と同じ高さで前輪を固定しまう為(GIZAフェンダーアダプターの長さが足りない)、こうなります。

チタン製Eフックだと厚みが殆どない為、ちゃんとスキュワー軸より上にひっかかり部分が来てきちんと畳めるわけですね。

結果として、純正フックを使うと幅はかなり純正に近づくんですが、完全に折り畳めないので使えません。

 

フルチタンブロンプトンの折り畳み幅の改善 その2 チタン製Eフックを奥に取り付ける

というわけで、

・チタン製 ブロンプトン用 E 型フック フロントフォークフック

このチタン製Eフックをどうにかしてより納まりをよくしていきます。

と、いっても、やる事は単純で、

フルチタンブロンプトン フロントフックアセンブル

この様に取り付けていたEフックを、

 

フルチタンブロンプトン チタン製Eフック 画像その1

こんな風に付け直しただけ。

手前から、

M5×10ネジ>M5ワッシャ>M6ワッシャ>チタン製EフックGIZAフェンダーアダプター

だったのを、

GIZAフェンダーアダプターチタン製Eフック>M6ワッシャ>M5ワッシャ>M5×10ネジ

にしただけ。

これによって、チタン製Eフックは、GIZAフェンダーアダプターの厚み分だけ奥に移動したことになります。

 

そして、この状態で折り畳んだ画像がこちら。

フルチタンブロンプトン チタン製Eフック 画像その3

まだ外側に膨らんではいるものの、

フルチタンブロンプトンと純正ブロンプトン 折り畳み比較 後方

この時から比べれば一目瞭然、少なくとも前輪のタイヤがペダルの内側までで納まっているのがわかります。

 

ただ、フックのかかりがちょっとだけ前に来た為に、

フルチタンブロンプトン チタン製Eフック 画像その2

こんな風に、

このプロテクターを超えた位置でフックがフレームに当たるようになったので、これをもう一枚買い足して裏から貼り付けようと思います。

まとめ

というわけで、ちょっと手を加えただけで、折り畳み幅はかなり改善されました。

この状態でハンドルを壁につけて幅を計ってみたところ、

フルチタンブロンプトン チタン製Eフック 画像その4 折り畳み幅29.5cm

大体29.5cmほどとなり、5mm小さくなりました。

 

ついでに壁にくっつている部分の接写画像もご紹介。

フルチタンブロンプトン 折り畳み時 ハンドル納まり

ハンドルステムとハンドルグリップの位置がほぼ同じなので、ハンドルステムと壁の間に隙間が全然ありません。

 

また、前回の記事で言及していた、

この滑り幅も少し小さくなりました。

でも、もう少しだけ改善できそうな気はしています。

追記:チタン製Eフックを更に改善

Eフックの組み立て手順を更に変更してより幅を小さくしてみました。

フルチタンブロンプトン Eフック更に改善

GIZAフェンダーアダプターチタン製Eフック>M6ワッシャ>M5ワッシャ>M5×10ネジ

を、

GIZAフェンダーアダプター>M5ワッシャ(厚め)>チタン製Eフック>M5ワッシャ>M5×10ネジ

として、よりホイール側にEフックを移動させてみました。

 

取り付けた画像がこちら。

フルチタンブロンプトン Eフック改善後画像 タイラップ付

タイラップを付けてありますが、これがあるとEフックの歪み(縦伸び)を抑えられるので納まりも更に良くなります。

 

これによって、

フルチタンブロンプトン Eフック更に改善後 折り畳み画像 後方

 

更に内側に納まるようになりました。

あとはAceoffix リヤ フレーム カーボン プロテクター ガード Brompton用を貼れば、フックの滑りもほぼ無くせると思います。

今回の使用パーツ

・Aceoffix リヤ フレーム カーボン プロテクター ガード Brompton用

・チタン製 ブロンプトン用 E 型フック フロントフォークフック

・GIZA PRODUCTS(ギザプロダクツ) フェンダー アダプター (クイックレリーズ用)

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