こんにちは、執事です。
前回のレビューのそのまた続きです。
使用にも慣れ、新機能を使いこなせるようになってくると色々評価が変わってきました。
その辺をより詳しくレビューしていきます。
前回、”Pebble難民には向かない”と言ったな。あれは嘘だ。
はい、ちょっと乱暴な言い方ではありますが、
”全てのPebble難民に向かない”
かの様に受け取られかねないタイトルだったのは間違いないので、その部分は訂正します。
前回の記事の後段の追記でも言及しましたが、
先進機能を十分に生かせるなら、Pebbleとは別の形で便利なスマートウォッチと考えられるのでこれはこれでアリですね。
本当にもうこれに尽きます。
もし、あなたが
スマートウォッチにPebbleを求め続ける人
であるならば、やっぱりticwatch proは候補としては 不向きです。
ですが、
新機能が便利なら試してみたいと思いつつ、Pebbleの次のスマートウォッチをどれにするか迷っている人
になら十分おススメできます。
ticwatch proの新機能ってそんなに便利なの?
はい、とても便利です。(即答)
具体的にどう便利かというと、やはりGoogle純正のwear osに搭載される新機軸の機能がとても便利。
その最たるものは、
高精度の認識率を誇る音声入力機能
これですね。
今までのレビューでは、Pebbleやamazifitと比べてモッサリな動きが気になって悪い点ばかりが強調されたレビューになっていました。
でも、それらのレビューそのものを否定するつもりは今もありません。
なぜなら、動きがモッサリなのは厳然たる事実だからです。
実機レビューを謳っている以上、適当にいい評価ばかり並べる事はできませんしね。
ですが、使い慣れてきて気づいた
音声入力精度の高さとそれを使った時の利便性の高さもまた厳然たる事実。
いや、これ本当に凄いんですよ。
最近、自分はメモを取る時、殆どこのticwatch proでばかりとっています。
このアプリを使用して、全部音声入力で。
さすがに長文は向きませんが、リマインダーとして使うならこれほど便利なものもない。
仕事や買い物といったそれぞれのタスクを後で確認するのも容易です。
何せ取ったメモが全てグーグルカレンダーに同期されるので、後で何が必要だったかを確認するのも簡単です。
更に、言葉を発していい環境であれば、
OK Google → Google Keepを起動して
で時計を触る事無くアプリの起動からさせられます。
手順としては、
OK Google → 2秒程待つ→Google Keepを起動して→2~3秒待つ→省エネモードの場合画面が消える→時計動かす→Google Keepの画面になる→メモorリマインダーをタップ→入力の画面でマイクをタップ→音声入力
というのが基本的なメモの取り方になります。
でも、こんなの億劫ですよね~。
何より、今までの私のレビューで低評価の原因にもなっていた途中の待ち時間や画面再点灯の手間がよくない。
実はこんなまだるっこしい方法とらなくても、もっと簡単にメモは取れるんです。
音声入力メモの真価!上手に使えると依存症になりかねない位に便利!!モッサリ感もかなり無視(スキップ)できます。
はい。
ハッキリ言えば上の起動からメモを取るのは不便なやり方です。
でもそれは単純に私が”音声入力でメモを取る”を使いこなせていなかっただけだったんです。
実はもっと簡単にイケます。
手順は、
OK Google
↓
2秒程待つ
↓
○月○日の午前10時から会議 リマインダー
これだけでGoogleカレンダーに同期されるリマインダーメモが取れます。
また、この”リマインダー”のオーダーを先に言っても機能します。
そして、実際にリマインダーメモとして残るのは
○月○日の午前10時から会議
の部分だけ。
待ち時間もOK Googleの指示による、2秒程の音声入力の立ち上がり時だけです。
恐ろしくスマートです。
ただ唯一の欠点は
音声入力受付時間が約3秒ほどしかない
という点。
あまり長文だと時間切れになりますし、早口すぎても音声認識が上手くいきません。
大体上記の文くらいが丁度いい長さのメモだと思います。
ですがそれでも使ってみるとかなり便利なんですよ、ホント。
”コレに依存してしまう位”
に便利なんです。
ちなみに、”リマインダー”の部分を”メモ”とすると、Googleカレンダーに同期はされないで、Google Keep内にのみ残るメモも取れます。
途中でタップする手順が省かれ、直で大抵の事がオーダーできるので、モッサリ感覚の原因である待ち時間も大幅に削る事ができます。
Googleアシスタントから出来る事一覧
メモやリマインダーやアラーム
- アラーム: 7 時に起こして。
- リマインダー: リマインダーを設定、帰宅したら洗濯する。リマインダーを設定、毎週日曜日に母に電話する。
- タイマー: タイマーを 15 分にセットして。
- メモ: メモして、「通りの新しいレストランを試してみる」。
- OpenTable で予約: 今晩、東洋亭で予約。
連絡する
お使いの時計が LTE 接続に対応している場合を除き、以下の音声操作ではスマートフォンを操作することになります。
- 電話: 花子に電話。
- テキスト メッセージ: 田中くんにテキスト メッセージを送信、「5 時に会おう。」
- メール: メールを送信して。
暮らしに役立つ情報
- 天気: 渋谷の天気は?明日、傘は必要?今週末は風が強くなる?
- 交通情報: 首都高 3 号線の渋滞状況は?
- ナビ: ナビを開始、徒歩で自宅まで。ナビを開始、自転車で職場まで(まず、時計で Google マップ アプリを入手する必要があります)。
フィットネス
- ランニング: ランニングを管理して。
- サイクリング: サイクリングを開始。
- 歩数: 歩いた歩数を教えて。
- 心拍数: 心拍数はいくつ?
Google で検索
- 計算: 80 の 20% はいくつ?5 の階乗は?
- 辞書: 「magnanimous」の意味は?
- 簡単に調べる: じゅうたんのシミ抜きの方法は?日の出は何時?
- 単位の換算: 5 km は何マイル?
- 翻訳: 「ありがとう」をヒンディー語で。
これだけの事ができちゃうんですからホントに凄い!
手元に秘書のおねぇさんがいると脳内変換したらちょっと幸せになれるかも?
このおねぇさんはまだまだ発展途上です。
書記できる時間も1回3秒程度だし、メモをとる準備に2~3秒の待ち時間はあります。
とはいえど、耳はかなりいいおねぇさんです。
それに時計さえつけていればどこでもメモを取ってくれます。
よく考えたら私達がメモを取ろうとする時も
メモ帳を探す→出す→ペン出す→書く場所を確保→書く準備OK
この手順が必要なわけですから2~3秒は普通にかかります。
更に実際に手で書いたとしても時間はかかります。
○月○日の午前10時から会議
これを手で書けば最低7秒くらいはかかるでしょうし。
それに書いた後にそれをチェックしなおす時に
メモを出す→該当ページを探す
といった作業を必要とせず、Google カレンダーかGoogle Keepを開けばすぐに見付かるのですから楽です。
ですので、万能ではないにせよ、ちょっとしたメモを取れる秘書のおねぇさんが腕にくっついていると思えたら、きっと幸せになれると思いますよ。
自分だけ?暫く使っていたら僅かに電池持ちがよくなってきている?
最近、ticwatch proのバッテリーが最大でも2日程度だったのが、2日半~3日の間くらいまで電池が持つようになってきました。
充電によって電池がこなれてきたか、いじる時間が思ったより減ったからかはわかりませんが、Pebble time round並には普通に電池が持つようになってきた印象。
前述のメモの取り方の改善も大きく影響している可能性はありますが。
まとめ
というわけで、もう、ホントにGoogle 音声入力様々です!!
私の最新のticwatch proのレビューは、評価点9!!
いや、もうホントに音声入力を使いこなすか否かで評価が全く変わってくるスマートウォッチですよ、wear osって。
もし、wear os搭載のスマートウォッチを購入される際は
絶対にマイク付きを購入するべき
だと思います。
そういう意味では値段と性能のバランスが現状で最も良いのはこのticwatch proでしょうね。
以前のレビューでも書きましたが、例えSnapdragon wear3100が搭載されていようとも、マイクが搭載されていないwear osのスマートウォッチはあまり意味がないと思いますので、購入の際はマイク搭載機種かどうかをきちんと確認する事をおススメします。
まぁ、現状ではticwatch proが値段と性能のバランスから考えて一番でしょうけどね。
追記
それと、このレビュー内の
ウォーキング&音楽プレイの音楽の制御についても、ウォーキングログの取得は
OK Google → ウォーキング開始
でイケちゃいますし、音楽制御についても、
OK Google → 音楽かけて
がスマートで楽です。
ただ、スマホにも接続されている状態でこれをやるとスマホ側のGoogle Playを再生してしまうのが玉に瑕ですが。
”時計で音楽かけて”とかも試したんですがイマイチうまくいっていません。
なにか上手いオーダーの仕方があったら是非教えてください。
ちなみに音楽の音量調整や送り、戻りについては全て
この骨伝導イヤホンから行う事にしました。
結局レスポンスについてはこれが一番早くて正確だったので。
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