モトローラーの合体スマホ Moto Zシリーズに取り付けられる新型のバッテリーパックのレビューです。
今、自分が使っているスマートフォンは、こちらのもの。
Moto Zシリーズは取り扱いが終了しました
こちらは、元米国モトローラ社の合体スマートフォンシリーズの新しい型のものです。
Moto Zシリーズについて
他にも同じ合体機能を持つ同シリーズがこちら。
Moto Zシリーズは取り扱いが終了しました
何が合体かというと、こちらのMoto Zシリーズの背面にはMoto Modsという様々な機能を持った拡張パックを取り付けられる様になっています。
Moto Modsについて
Moto Modsは取り扱いが終了しました
スピーカー、カメラ、プロジェクター、ゲームパッドと多岐に渡ります。
そういったある意味「キワモノ」もある中で、スマートフォンの宿命とも言うべきバッテリー問題を解決し得る拡張バッテリーもいくつか出ています。
この中のIncipioのバッテリーの値段差は、ワイヤレス充電(Qi)に対応しているかしていないか、の差。
バッテリー容量はどちらも同じ2220mAh。
対して、Turbo power packは最新版で、ワイヤレス充電には対応していないものの、容量は3490mAhの大容量。
自分は今まで、有線版のIncipioバッテリーを使っていたのですが、この度Turbo power packを購入したので、比較も兼ねてレビューをしてみたいと思います。
Turbo powerについて
まずはTurbo power packの外観から。(以下、Tppと呼称するものとするッ!なんかの協定じゃないですよw)
Tppの外観はこんなカンジ。
こちらのパックには背面にLEDインジケータとボタンがついており、ボタンを押すとインジケータが光って電池の残量を教えてくれます。
また、パックの横面にUSB Type-Cが備えられており、Tppそのものに直接充電することが可能になっています。
Incipio(有線)の方はパックには一切プラグの様なものはない為、充電する場合はMoto Zシリーズの背面に取り付けてスマホ本体を充電するとパックの方にも充電される、という仕組み。
おそらく無線の方ならばQiの台座に乗せてパックを充電しつつ本体を有線で充電という事も可能でしょうが、Qiが熱を持つためにあまりおススメできません。
しかしこちらのTppならば本体、パック双方に有線で充電できる為、ケーブルが2本あれば双方満充電にする為の時間を大幅に減らす事ができます。
Turbo power packとIncipioの比較
さて、では、IncipioとTppの比較。
大体こんなカンジ。
やはり容量の関係もあって、フォルムとしてはIncipioの方がスリムでスマートです。
Tppの方は若干「ゴテッ」とした印象があります。
また、Incipioの背面はマットでありながらわずかなシボ加工がされており、ツルっとした外観の割にグリップ感は良好です。
Tppの方は見た感じ通り、斜めに滑り止め加工がされているので滑らないのはいいのですが、無骨で少々かっこ悪い印象があります。(個人の感想です。)
内側は、Incipioにはボタンがついており、押すとグリーンのランプが点きます。
しかし、存在意義はよくわかりません。。。電池が減って来て押すと色が変わるのかもしれませんが、あんまり意味はない様に思います。
Tppの方は内側は特に何もなし。
厚みの比較ですが、明らかにTppの方が厚く見えます、、、が。
実は双方の最も厚みがある中央部付近の厚みにほとんど差はありません。
せいぜいTpp側が0.2mmくらい厚い程度。
厚みに差があるのは周辺部分です。
周辺部分の厚みは圧倒的にTppの方が厚いです。
なので一層無骨な印象を受けます。
しかし、2220mAhと3490mAhという容量差を周辺の厚みを増やすだけでなんとかしたのは素直にすごいと思います。
最後は重量比較。
当然ではありますが、Tppの方が重い、、、のですが、そこまで大きな差はありません。
1270mAhの容量増加をたったこれだけの重量増加に抑えているのはむしろ驚異的かもしれません。
まとめ
というわけでレビューと比較はいかがだったでしょうか?
そこまで容量なくてもスマートな方がいい、という人はIncipioとにかく容量と実用性という人はTurbo power packという形になるのかな?
しかし、値段差から考えると、いまから購入するならやはりTppがおススメです。
いやぁ~、しかしやっぱり合体、変形は男のロマンなのですよ、えぇ(=´ω`=)y─┛~~
追記:2018.1.31
実際にTppでの運用をしていて気づいた事を箇条書き。
・バッテリー持ちはIncipio運用時比で約1.8倍程(実時間比較。)
・上記時間比がバッテリー容量比(2220mAh:3490mAh=1:1.57)よりも大きい。
(Tpp装着時にModsのソフトウェアアップデートがかかるので、それによりバッテリー効率が良くなっているのかもしれません。)
・11g重くなったが、体感での重くなった感は殆どなし。(今までと変わらない程度に感じる。)
・Tpp側USBからの充電がかなり便利に感じる。W充電での充電時間短縮の恩恵はすごい。
総じて満足感高いです!
追記:2018.2.22
コメントにてTPPのみによる充電速度は純正のUSBケーブルと比べてどうか、という質問を頂きました。
自分の使い方ですと、なかなか検証できそうになかったのでMoto modsメニューのスクショをあげてみます。
恐らく、「ターボ-高速充電」の電池モードでドッキングさせれば、純正USBに近い速度での充電が可能なものと思われます。 Incipioの時は、ここの部分は「ターボ」の表記はなく、「常に100%を維持する」充電モードでした。 効率モードの表記(80%を維持する)については特に変わっていないので、おそらくTPPを完全にバッテリーストレージとして運用する事を想定してターボとUSB端子をつけたものと思われます。
つまり、
- 普段使いはModsをつけずに軽量に運用。
- バッテリーがなくなった時にTPPをマウントして充電。その際も重くはなるがスマホは自由に使用可能。
- 充電終了したら(TPPが空になったら)また外して運用。
- この際にTPPには独立したUSB端子があるので、TPPだけをチャージ
- 以下ループ
といった感じでの運用も想定して作られているのでしょうね。
TPPへの充電もターボで充電可能なので、Turbo power pack の「ターボ」とは、TPPへの充電もターボだし、TPPから本体への充電もターボ、という二重の意味でのターボなわけですね。
*コメントを下さいましたみっちー様、どうもありがとうございました。おかげさまでより詳細な内容まで踏み込んだ記事にできました。この記事がみっちー様を含め、まだ購入を迷っていらっしゃるであろう方々の参考になれば幸いです。*
コメント
はじめまして。TurboPowerPackの日本人による使用レビューが全然ないため、とても参考になりました!ひとつお伺いしたいのですが、TPPの充電速度は、付属充電アダプターと比べていかがでしょうか?
コメントありがとうございます。充電速度については、moto zシリーズの純正アダプタを使用する限りではかなり早いです。
一時間もすれば満タン近くなるので、急速充電に対応していると思います。
最近では本体ではなくこちらの方をmoto z2play用アダプタで充電して、満タンになったら取り付ける、という方法ばかりで本体への充電は専らTPP頼りになっています。
すいません、ちゃんと質問に返事できていませんでしたね。
TPPからの充電速度ですが、設定で80%を維持する充電にしているのでTPPからの速度を意識したことはありませんでした^^;
本体バッテリーを0にしてからTPPからの充電のみで充電したことがないので実際の充電速度がどれほどかはわからないです。
が、Modsメニューの表記の仕方からするとターボ充電モードにすれば高速充電が可能なものと思われます。
こんにちは、
興味深く記事を読ませていただきました。
初めてmoto z playを購入して愛用をしていますが、IncipioとTPPとのバッテリーを
どうしようか迷っていたので、とても参考になりました。
また、是非ともmoto z playに関わるレビューを追記していただけれ幸いです。
コメントどうもありがとうございます。
言われて見ればmoto本体のレビューとか書いてませんでしたね。
今度、本体のレビューもしてみたいと思います。