GPD WIN グリップ の作成し直し。L2 R2 ボタンを押しやすい形に。その2

GPD win

前回の記事の続きです。

加工するグリップについて

加工元のグリップはこちら。

固定方法の改善について

で、前回に「固定が上手くいかない」と言っていた部分の改善方法がこちら。


耐震ジェルシートをカットして底面に貼り付けました。 こんなやつですね。

で、これで固定については結構安定しています。
ジェルシートにも色々あるのですが、粘着力が強い方がいいので、できるだけ値段が高めの方がよいかと。100円ショップのも試しましたが、固定力が低くていまいちでした。

加工前後の比較について

で、次に加工についてです。

こちらが加工後(上)と加工後(下)の比較画像。 これを上下のパーツに分解してからの上面表加工前、加工後。

上面の裏画像の加工前、加工後。



これくらいにバッサリガッツリくり抜き削ります。 左右の部分は約5mm程残す程度、下側に至っては完全に切り取ってしまいます。 基本的にカッターで線を伸ばして少しずつ切って(線をつけつつ)いった後に端からニッパーで切り取っていったのですが、これが硬いのなんのって、、、。 新しく買い足したフジヤのニッパー 

フジ矢 スモールニッパ 110mm 刃部鏡面仕上げで切れ味抜群 より線Ф2.0まで切断可能 MP4-110
フジ矢(Fujiya)
切れ味は本当に抜群です。戻りバネも仕込んであるので、握ったときに手を挟みにくくなっています。

これがなかったらとてもではないですが下部分を切り取る事はできなかったと思います。 さすがフジヤ! 余談ですが、自分は手持ちの工具のペンチもフジヤにしています。 そいでもって、なかなか画像がないであろう、上面上側からの画像がこちら。 加工前と加工後。



全然形が違いますね。 この丸く削れたUSB端子挿入部分の加工に使ったのがこちらの道具。

これをインパクトドライバにつけてガリガリ削ります。

KIMO コードレスインパクトドライバー 20V 充電式 無段変速・正逆転両用 最大トルク300N・m ブラシレスモーター採用 過負荷保護 過熱保護 2.0Ah ドライバービット6本 (バッテリ・充電器・ケース付) QM-3601b
Wiselead
【無段変速・正逆転・安全ロック】:無段変速スイッチに加える力を増大/減少させると共に、回転速度が上がり/下がります。ブラシレスモーターの動力を効率よく伝達し、ギヤの切替によって起こる不快感がありません。正逆転切り替えレバーを左/右へ調整することで、ビットの回転方向が切り替え、ネジを締める/緩めることができます。不意な始動を避けるため、レバーを中間の位置に置くと、安全ロックで本体が作動しません。【ご注意:ご使用前に、必要に応じて本体両側の正逆転切り替えレバーを押してください。】

こんな感じ。



で、切り取った突起の部分はgpd winを挿入するとこうなります。

 

次に底面側加工前、加工後。



突起の部分は全てニッパーで切り取ってしまいます。また、下部の支えにあたるパーツですが、正直これはあってもなくてもいいと思います。 一回完全に切り取った上面パーツの一部をアロンアルファでくっつけているのですが、むしろなくして粘着力の高いジェルシートで固定する方が加工の時間も手間も省けていいかと思います。 ちなみに加工前に見えるバネですが、これは必要ありません。 gpd winを入れる場合はむしろバネがあると勝手にボタンが押されて困ったことになりますので。 一回バネを残そうとして加工を工夫したものの、結果的に必要ない事がわかってバネ受けのプラスチックの突起も切り落としました。 結果として底面突起は全てニッパーで平らにする事に。

で、この底面の部分を横から見た画像がこちら。 加工前と加工後。



上面を切り取るだけでなく、下面パーツも削る必要があります。 基本的にはニッパーのみで加工をしていく事が可能です。

最後にR1、L1ボタンにゴムクッションをつけるのですが、その材料は切り取って使わなくなった上面上部突起内に仕込まれたゴムを使います。



赤丸で囲んだ部分は上面パーツの上側のところですが、切り取ってしまうので、その中のゴムパーツもつかいません。
それを再利用します。
大体半分に切って(ゴムが長い)、それがR1,L1 ボタンの窪みに嵌る様にその真ん中辺りに1mm足らずの幅で切れ込みをいれます。
それをR1,L1ボタンに仕込む事で、綺麗にボタンが押せる様になります。

最後にベンチレーション(冷却用穴)の加工画像。

こんなカンジで画像の右下辺りに直径1cm程度の穴を複数あけました。(6つ)
自分はドリルですが、ピンバイスでも可能です。

ただ、キリは怪我をしかねないのでオススメできません。

まとめ

さて、ざ~っと比較画像を載せていって手順も書いていきましたが、正直もう二度と作りたくないwってくらいに面倒で大変な作業でした。
お金出すからもっかい作ってと言われても、正直に(。ω。)イヤポと答えます。
もし、この記事を参考に加工をされる際には刃物等も使うので、気をつけて作業をしてください。
正直それなりの道具が揃ってないと時間もかかるし、怪我もしかねないのであまりおススメはできません。
ただ、道具もある、腕にも自信があるという方は挑戦してみても良いかと思います。
実際に作られている方は多数いらっしゃいますしね。

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