ヴァクセンに限らず、折畳自転車でカゴなんてつけない!っていう人は少なくないと思います。
カバンは肩からかければいいや、とかそういう理由で。 私も最初はそう思っていたのですが、実際に走ってみると、カバンがずれて走りにくいわ、ボディーバッグだと体との接点面がムレて暑いわで、その考えを改めました。
一番最初に一応購入していたカゴはこれでした。
ただ、これ、ステム固定の金具と併せて重さが1.4kgほどあって結構重かったので、最初は使うのをためらいました。
オマケに、ワンタッチでつけられる、と思っていたら、このステム固定金具がハンドルの折畳部と干渉してうまくつかない。
そこで、色々なアダプターやらを考えて、買って、なんやかんやと試行錯誤…。 結果として、ここにいきつきました。
このアダプターを使うと、買ったカゴを文字通りワンタッチでつけたり外したりでき、しかもサイズが小さく、重さもアダプタ(自転車本体側+カゴ取り付け側)全体で300gほど、強度も十分、固定力も問題ない、リクセンカウル化の様に高価ではない(っても色々試してかなり使ってしまってますが…)
っていうのでとても重宝しています。
取り付け時の全体像。
アダプタ(カゴ取り付け側)+カゴ本体の合計重量は、1296gです。
カゴについているハンドルフックはハンドルにかけていません。 と、いうかかけられません。
アダプタのみで保持しています。 更にこれは、流石にカゴをつけたままでは折り畳めないですが、アダプタはついたままでもどこにも干渉しません。
ただ、この取り付けは、折畳部の下部で行う為、少しばかり安全面で無理をしている部分があります。
こちらの資料の9Pの2.1ハンドルの項の5行目に4cm高さを上げられる、と書いてあるのですが、この部分を約4.5cm上げて取り付けているからです。
実際には、アダプタの下部を彫刻刀で2mm程削り、実質の高さを4.3cm程にはしてあるのですが、少しばかり無理をしているのは確かなので、もしやる場合はその辺りに留意してください。
この後、カゴが重いので、取り付けるカゴについても思案したのですが、軽くしようと思って購入したこれ
これは失敗でした。 アダプターでつけても、荷物を入れるとグニャグニャして不安定で、とてもつけて走る気になれなかったです。
樹脂は軽くても強度を保てそうにないです。
もし、通勤で使う予定で、ビジネスバッグを使うのなら、こういったものがいいかもしれないです。
…ブリジストンじゃなくてこっち買えばよかった…。
あぁ、でも、アダプタをつけてもカゴの強度は足りるのかしら…あとアダプタのネジの幅とカゴ側のネジ取り付け部の幅は合うのかしら…。 こういうのって規格は一緒なんですかねぇ。
少なくとも私が購入した2つのかごにアダプタを取り付けることは可能でしたが。 あと、アダプタの取り付け位置にあたる部分が上半分側タイプばっかりですね。
本当は私のみたいに、アダプタをカゴの下半分側につけるタイプの方が荷物を入れた時の、上部からの加重による歪みには強いのですが。
なんかほかにいいのないかなぁ…。 カゴは種類がたくさんあるので吟味が難しいです、ホント。 さて、私が使っているバッグは横幅が約34cmで、A4サイズがぎりぎりで入る大きさ。
私が最初に買ったカゴではそのまま入れることはできないのですが、カゴの横面の折りたためるギミックを外側に出すとなんとか入れることができます。
とりあえず、今はそれでしのいでいます。 お弁当とか入れていると、横にいれるのをためらうんですよね。
中のものも取り出しづらくなりますし。
そういう意味では、通勤で使うかごは、ビジネスバッグをそのまま入れても問題ないサイズであった方が絶対にいい!と思います。
まぁ、バッグそのものにアダプタをつけて、まんまリクセン化っていう方法もありっちゃぁアリかもしれませんが…。
これから通勤用にでも買うか~、と思っている方はそこらへんを念頭に置いて頂いて、無駄のないお買い物をされる事を祈っています。
以上、散財者からの視点でお送りしました(´;ω;`)
*改造はあくまでも自己責任です。ハンドルポストを取り外した時などは、取り付け時のネジやボルトの締め忘れ、緩み、ガタつきに注意してください。*
コメント