ありがとうございます。

なんだか全く記事を書いていないのに、前回の記事を上げた日以降も、少数の方々には毎日見て頂いている様で。
こんな場末のブログを御贔屓にして頂きまして、本当にありがとうございます。
そんなご愛顧に感謝致しまして、 「豊かさ」 について書いてみようかな、と。
「豊かさ」について前回も紹介したバシャールのオッサンはこう述べていました。
The ability to do what you need to do when you need to do it.
簡単訳:やる(必要がある)ことをやる(必要がある)ときにやれる能力。

これには、やりたい事や、やるべき事を、やる必要がある時にやれるってだけでなく、 やらない必要がある時にやらない事ができる能力。
という意味も含まれています。
例えば、あなたが何か困難にぶつかった時。
その困難を、じゃあ、仕事上の自分の失敗だとしましょう。
その自分の失敗を解決できる事。
これが「豊かさ」です。
逆に、失敗を取り返せなくて悔しい、悲しい、嫌な思いをした。
その自分の失敗を解決できなかったという経験を得る事。
これも又「豊かさ」です。
わかりにくいですか? じゃ、別の例をあげましょう。
パターン1。
あなたの家(財産)が自然災害で失われました。 その家(財産)を失い、何もなくなった事で逆にお金や物への執着心が薄れました。
おかげで、家族の大事さや、人とのつながりの大事さを再認識できました。
パターン2。
あなたの家(財産)が自然災害で失われました。 その家(財産)を失う前に偶々入っていた火災保険があったおかげで、逆にプラスになってしまいました。
さらにパターン3。
あなたの家(財産)が自然災害で失われました。 仕方なく別の場所へ移動した後に、自分の家があった所が更なる大きな災いにみまわれました。
あなたは家を失った事で、後の災いを回避できました。
そして、それぞれのパターンの続き。
パターン1
人とのつながりを再認識したあなたは、人と接する時に初対面であっても相手を気遣う気持ちが芽生えました。 そのおかげで色々な人に「人当たりが良い」と言われる様になり、人に評価される幸せという 「豊かさ」 を得る事ができました。
パターン2。 たまたま入っていた火災保険のお陰で、急な出費にも対応でき、 偶々老朽化していて不安だった箇所の改修までできてしまいました。
おかげさまで「いつ壊れるんじゃないか」と不安に思う必要がなくなる幸せという 「豊かさ」 を得る事ができました。
パターン3。
後の災いを回避できた事で、自分の命がある事が何よりも大切な事なのだと再認識でき、 これから何があろうとも「命まで取られる様な事がなければ大丈夫だ!」と楽観的に生きられる幸せという 「豊かさ」 を得る事ができました。
さて、あくまで大げさな例としてパターン分けをしましたが、完全に理解できなくとも、感覚的にはなんとなくつかめてきたでしょうか?
パターン1~3は、同じ状況からその形はそれぞれあれども、「豊かさ」を得ていますね。
え? そうそう上手くいくもんじゃない!って?
もっと色々な悪いケースが考えられる!って?
そりゃそうだ。 そりゃそうだけど、こうも言えるじゃないですか。
これよりもっと上手くいくかもしれない! もっと色々なより良いケースが考えられる! って。
人生に於いて何かあった時、その時々をわざわざ切り出してそれを「良い」「悪い」って評価し続ける。 それって疲れませんか?
もう少し人生を進めてそれを振り返った時、そのキッカケによって失ったものがあるかもしれないけれど、それによって得たものもあるかもしれない。
去年の12月21日までは、人生の「良い」「悪い」を切り取り、それを評価し、レッテルを貼る、という行為が当たり前で、そういう事を吹聴し、人々を扇動する事ができたメディアが力を持っていたかもしれない。
でも、今はもう違いますよ。
自分で考えて、自分で選べばいいだけなんですから。
それはずっと昔から人に与えられた自由だったんだけれど、それが見えない、見えにくい形にされていただけで。
いや、ある意味、自分自身がそれを見ようとしていなかっただけかもしれない。
何か悪い事があった時、それを嘆くのではなく、「何か今後の為に意味がある事なのかもしれない」と考えてみる。
何か良い事があった時、それを素直に喜ぶ。 これでいいじゃないですか。
「人生は一瞬一瞬が大事です。」
そうですね、そうかもしれません。 でも、その「大事」の中身がどんなものであるかを決めるのはあなた自身です。
必死に時間を切り詰めて、勉強をする事だけがあなたにとって大事な事ですか?
必死に時間を切り詰めて、お金儲けをする事だけがあなたにとって大事な事ですか?
必死に時間を切り詰めて、他人の評価を高くする為に自分を削る事があなたにとって大事な事ですか?

別に日曜日をなまけて怠惰に過ごす事が大事でもいいんじゃないですか?

怠惰に過ごし、外に出なかった事で事故とかに遭わなかったのかもしれないのだから。

他人の為に身を削った、身銭を切ったとしても、その中で得た経験、誇りが大事でもいいんじゃないですか?

それによって自分が人の役に立てるんだ、と自信を持てるかもしれないし、その経験によって自分が更に別の困っている人を助ける事ができるかもしれないのだから。

何が大事かを決めるのは自分自身です。

何が大事かを気付いて、それを得る為に行動できるのは自分自身のみです。

何が大事かを気付いていながら、それに向かえない弱い自分を変えられるのも、また、自分自身のみです。

変えるのは自分だけ、変えられるのも自分だけ。

何が大事かがわからない人は、とりあえず、素直になってみる事をオススメします。

他人や自分自身に対して素直になろうとした時に、心の奥から沸きあがる

「恥ずかしい」

という気持ちを1回だけ我慢する勇気を持ってみましょう。
とりあえず1回だけでいいです。
1回だけだったらできそうでしょう?
それをやってみた後に、(現在の)自分にとって芳しくない結果がもたらされたなら、もう1回このブログを読んでみてください。
それをやってみた後に、自分にとって芳しい結果がもたらされたなら、その先もそれを続ければいいだけです。
やってみれば、別になんてことありませんよ。

その時々にたった1回の「恥ずかしい」を我慢するだけなんですから。
超簡単です。

子供でも出来る事なんですから、できないわけがありませんって。

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