こんばんは、執事です。
今回はブロンプトン用のタイヤの比較について。
私がブロンプトンを入手したての頃
から比べると、ブロンプトン用に使えるタイヤがかなり増えてきました。
自分が使っているタイヤも含め、備忘録も兼ねてそれぞれのタイヤの特徴や特性を比較してみたいと思います。
- ブロンプトン純正タイヤになった シュワルベマラソンレーサー16×1-1/3 (ETRTO:35-349)
- 耐パンク性能に全振り!平地自走通勤者向け シュワルベマラソン 16×1.35(ETRTO:35-349)
- ブロンプトン用スリックタイヤの定番 シュワルベコジャック 16×1 1/4(ETRTO:32-349)
- 走りの軽さに全振り! シュワルベワン 16×1 1/3 (ETRTO:35-349)
- 価格の安さに全振り!Vittoria(ビットリア) Townee タウニー フォールディングタイヤ フルブラック 16×1.35(ETRTO:35-349)
- VEE TIRE GOODIE GODDIE 16×1-3/8inch ケブラー ナチュラルウォール
- コンチネンタル CONTACT URBAN REFLEX コンタクトアーバンリフレックス 16×1.35 35-349
- 個人的に最もおススメ! ACRZ ブロンプトン用ケブラービードタイヤ 16×1 1/4 (ETRTO 32-349)
- 追記:アメクロサイド ブロンプトン用ケブラービードタイヤ 16×1 1/4 (ETRTO 32-349)
- ACRZ for bromptonとシュワルベコジャックの比較
- まとめ
ブロンプトン純正タイヤになった シュワルベマラソンレーサー16×1-1/3 (ETRTO:35-349)
以前はブロンプトンの純正タイヤというものが別にあったのですが、2018年以降はこのシュワルベマラソンレーサーが純正タイヤとして採用されています。
グリップ性能、耐パンク性能、重量ともにバランスの取れたタイヤです。
ビードはワイヤービードで実重量290g前後となっています。
耐パンク性能に全振り!平地自走通勤者向け シュワルベマラソン 16×1.35(ETRTO:35-349)
こちらもシュワルベ社から出ているタイヤです。
サイズが16×1.35と、HEタイヤの様な表記になっているせいで誤解を招きがちですが、ちゃんと16インチ(WO)ETRTO349のタイヤなのでブロンプトンに使用できます。
このタイヤは実重量が420g前後もあり、ブロンプトンに使用できるタイヤとしては最も重いタイヤですがその分3mm厚のパンクガード層を持っていて、耐パンク性能はピカイチです。
また、ブロンプトンの様な小径車の場合、走り出しは軽くても巡行する際の減速が速いというデメリットがありますが、このタイヤを採用することで走り出しは多少重くなるものの、その重さによってタイヤの回転が維持しやすくなり、巡行性能をわずかながら上げる事ができます。
ただでさえ重いブロンプトンを重くするなんて…と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、例えば通勤経路は平地が殆どで距離が10kmを超える様な場合だと、後述するコジャック等の軽量タイヤよりも楽に通勤できる可能性は高いです。
ブロンプトン用スリックタイヤの定番 シュワルベコジャック 16×1 1/4(ETRTO:32-349)
ブロンプトンのSハンドルモデルに採用されている定番のスリックタイヤです。
ワイヤービードとケブラービードがあり、ワイヤービードは重量260g前後でケブラービードは重量195g前後です。
値段はケブラービードがワイヤービードの倍くらいの値段になります。
スリックタイヤで雨の日は向かないかの様に言われますが、マンホールやグレーチングの上を走らない限りそんなにグリップ性能に劣った印象はないです。
自分の純正ブロンプトン
にはこちらのワイヤービードを採用しています。
ちなみに、CHPT3モデル販売後からコジャックのタンウォールのものも販売されている様です。
走りの軽さに全振り! シュワルベワン 16×1 1/3 (ETRTO:35-349)
こちらはブロンプトンのCHPT3 V2に採用されている軽量タイヤ。
実重量が175g前後と最軽量クラスのタイヤです。
実はコジャックよりもわずかに太いサイズでありながら軽いというシュワルベの技術の粋を集めたんだろうなぁ…なタイヤです。
ただ、その分お値段もお高め…。
価格の安さに全振り!Vittoria(ビットリア) Townee タウニー フォールディングタイヤ フルブラック 16×1.35(ETRTO:35-349)
こちらは兎に角安さ重視のタイヤ。
重さは357gとそこそこで、タイヤパターンもアリのタイヤです。
普通の足としてブロンプトンを使い倒すから、タイヤもできるだけ安い方がイイ!って人におススメです。
VEE TIRE GOODIE GODDIE 16×1-3/8inch ケブラー ナチュラルウォール
1977年にタイで設立したVee Rubber社製のタイヤ。
公称230gのアメクロサイドタイヤです。
スリックタイプでケブラービードなので折り畳みも可能。
シュワルベコジャックのケブラーよりも安価に購入できます。
コンチネンタル CONTACT URBAN REFLEX コンタクトアーバンリフレックス 16×1.35 35-349
最近、ブロンプトン乗りの間で話題にあがっているコンチネンタルのタイヤ。
ワイヤービードではありますが、側面反射材の採用や、セーフティプロシステムによる耐パンク性能も備えています。
E-Bike用としても使用出来る優れた耐久性を備えたタイヤに表記されるアイコン「E50」も付加されているそうなので、耐久性はかなり高めだと思います。
個人的に最もおススメ! ACRZ ブロンプトン用ケブラービードタイヤ 16×1 1/4 (ETRTO 32-349)
個人的にはブロンプトン用スリックタイヤとして最もおススメできるタイヤです。
ケブラービードの割にビードが硬いですが、自分のフルチタン執事プトン
にも採用している軽量、折り畳み可能、安価と三拍子揃ったある意味理想のタイヤです。
サイズ表記的にはコジャックと同じですが、実際にはコジャックよりもわずかに太めのサイズになっています。
装着した際のタイヤの高さも僅かに高くなるので、L型のブロンプトンで採用される場合はフェンダーローラー裏のナットに擦る可能性があります。
そういった時は、後輪のフェンダーステーを左右から押して変形させて高さを出すか、フェンダーレス化するか、自分と同じようにリアキャリアを取り付けてR型にする必要があります。
追記:アメクロサイド ブロンプトン用ケブラービードタイヤ 16×1 1/4 (ETRTO 32-349)
ものとしては、ACRZと同型のものですが、タイヤサイドがアメクロになっています。
ちょっとレトロな雰囲気が出るタイヤですね。
ACRZ for bromptonとシュワルベコジャックの比較
左がACRZ for brompton、右がシュワルベコジャックのタイヤです。
実測でACRZが太さ約28mm、コジャックが太さ約25mmほどでした。
高さについてですが、
上がACRZで実測約28mm、下がコジャックで実測約25mmなので、ACRZの方が高さが3mm程高い事になります。
実際のサイズから考えると、ACRZはETRTO35-349サイズと同等と考えた方がいいかもしれません。
まとめ
ブロンプトン用のタイヤとしてはこの他にも、コンチネンタルから新しく出たタイヤや、ストロザプレティなんて極細タイヤなんかもあったりしますが、ネットで簡単に購入できるという点で考えると大体この辺かなぁ、と思います。
というか、ACRZのタイヤがコスパ良すぎる上に予備タイヤとしても所持し易いので今後の自分のブロンプトンのタイヤは全てこれにしようかと考えてるくらいでして。
大体300km位は走りましたが、太さと高さがコジャックよりもあるので走行安定性も高くて段差についても不安感がありません。
長距離平地通勤ならシュワルベマラソンやマラソンレーサーも考えますが、今のところ軽さ、空気量、グリップ性能、価格で考えればこれ一択になりそうな感じです。
補足:ブロンプトンのタイヤ硬い時の取り付けのコツ
https://butler885.com/brompton-38/
コメント
Velotto Champion Speed Mini Folding
最高ですよ。