こんばんは、執事です。
ブロンプトンのハンドルステムをチタン製Mステムに変更し、
前回、ブロンプトンのハンドルバーをカーボン製Mハンドルに換装したわけですが、
こちらのハンドルバーの幅が560mmもある為、ミラーを取り付けた際にちょっと収まりが悪い感じになってしまいました。
その為、今回はカーボンハンドルバーをちょっとカットしてみます。
カーボンハンドルバーをカットする際の工具
自転車を趣味にしている人でも、カーボンハンドルバーをカットした事がある人の数ってあまり多くないかもしれません。
自分は今までもカーボンハンドルバーをカットした事があるのですが、その時はハッキリ言って失敗してしまいました。
その時に使った道具は、
こういったパイプカッター。
これはアルミ等の金属パイプを切るのには適していますが、カーボンを切る場合には全く向いていません。
というのも、構造的に”圧し切る”ものなので、これでカーボンハンドルをカットしようとすると、最後にカーボン繊維がほどけてしまい、綺麗に切ることができません。
なので、今回使用したのはこちらの工具2つ。
ソーガイドと金ノコ(ハンドソー)です。
ソーガイドは購入しましたが、ハンドソーは昔から使っている年季が入ったモノ。
今回は斜めに切らない為&綺麗に切るためにソーガイドを導入しました。
ソーガイドを使ってハンドルバーをカットする
ソーガイドは本来なら
こういったバイスなんかにソーガイドを固定して、固定されたソーガイドに切断物を固定するのが正しい使用方法です。
ただ、今回はハンドルバーがブロンプトンのステムに固定されているので、その状態のままソーガイドでハンドルをクランプして切っていきます。
ソーガイドをハンドルバーにセット。
って、アレ?560mmのはずなのにメモリがないだけで570mmある?(カットするし、まぁ、いいか…)
次に切りたい所がガイドスリットの真ん中に来るようにして、
スリットにハンドソーを通してアタリを確認
で、あとはひたすらにゴリゴリ切ります。
3分もゴリゴリやっていたら…
上手に切れました~♪
ささくれの発生もありません。
しかしよく見るとハンドルバーの内径断面が真円ではなく、縦長の楕円ですね。
アップ12cmのハンドルという特殊形状だから補強の意味で厚めにしてあるんでしょうか?
まぁ、ミラーやエンドキャップは入る位のサイズになってるからいいけど。
まとめ
とりあえず、左右1.5cm(合計3cm)カットした事と、ミラーの収め方をちょっと変更したおかげで
Before↓
After↓
かなり収まりはよくなりました。
あともう少し詰めたらもっと収まり良くもなるかもしれませんが、暫くは540mmで様子を見てみようと思います。
ちなみに使用しているのは、
名品と謳われるこちらのミラー。
自分は
この頃に購入したのをずっと使っていますが、これホントに頑丈で壊れません。
何度がミラーが付いたまま自転車を倒した事もあったのですが、曲がることも割れる事もなく健在です。
位置調整もやりやすく、構造がシンプルなのもあって質実剛健を地でいくおススメのサイクルミラーです。
バーエンドに取り付けるとちょっと不恰好になるのが玉に瑕ですけどね。
ちなみにSモデルの時にはミラーを使っていませんでした。
ですが、Mハンドルになって微妙に後ろを振り返りづらい事に気づいたのでミラーを導入しています。
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