旧ブログ以来書いてなかった政治のお話。
本当は新ブログでは政治の話を新しく書くつもりはなかったんですけどね。
でも、余計なお世話だろうと思いつつも書かずにはいられなかった。
今回は2018年の自民党総裁選に於いて石破茂の選挙対策本部長になった
尾辻秀久参議院議員
のお話。
前回の総裁選でも野田聖子の選挙対策本部長を務めており、この人の人となりを知らない人間からすればきっとイメージはよくないと思います。
ですが、決して色眼鏡でみるべきではない政治家です。
『竹下氏は、首相と対決しても「冷遇されることはない」と述べ、石破氏支持をにじませた』
冷遇していただきたい。
次の参院選で、別の自民党候補を擁立するべきでしょう。
石破氏を支持する政策的な理由が、さっぱり見えてこない。政策より自分の利権なのが、見え見え。https://t.co/WX1MKzgfEp
— 弓月恵太(放送制度改革支持) (@ssomurice_round) 2018年8月8日
これ、安倍総理三選は固い事をわかった上での安倍総理支持ではない自民党支持層へのエクスキューズにも見えます。安倍総理の独裁ではない証明として。岸田さんが出馬してたら岸田さん支持もあり得たかも。今度は尾辻のオッサンも野田聖子の推薦人にならずに済むし。あの人頑固で真面目すぎなんだよ。
— 執事885 (@butler885) 2018年8月8日
もう少し書くと、総裁選が開かれる事が重要なのであって現状は安倍総理以外に誰が出るかは重要ではないというお話。だから竹下派内でも自主投票。石破はそれをわかってない。麻生さんの冷遇話は岸田さんへの釘さしかと。野田は売名。わかった上で総裁選開催の為だけに前回オッサンは推薦人になった。
— 執事885 (@butler885) 2018年8月8日
竹下氏が石破氏を支持することにより竹下派は分裂しますよ。竹下氏の指導力は消滅します。本人は良いでしょうが非主流派となって割を食うのは竹下派議員です。安倍支持の他派閥がポスト争いで黙っていませんよ。負けが分かっている方に付くなど実に馬鹿馬鹿しい。
— mysterious surveyor (@MysteriousSurv) 2018年8月8日
分裂するかもしれませんね。誰だって割は食いたくないと思っているでしょうし。でもクソ頑固でクソ真面目なオッサンが行った義理立てが、回りまわって旧態依然とした反日派閥を分裂させるんならそれもいいんじゃないでしょうか。
— 執事885 (@butler885) 2018年8月8日
やれやれ。本当に何もわかっていかったんだな。https://t.co/0NHkLRr10qhttps://t.co/bkXlS2efp6
書いた通り。そのまんまやないか。
自民 石破元幹事長「冷や飯を覚悟しろはパワハラ」 | NHKニュース https://t.co/lAUn9HSmus
— 執事885 (@butler885) 2018年8月9日
「15年総裁選で野田氏を支持しようとしていた竹下派の尾辻秀久元参院副議長に、石破氏が自身の選対本部長就任を要請したことが、野田氏側の反発を招いたとの見方が出ている。」尾辻のオッサン受けるかもしれないけど、野田の為でも石破の為でもないから。 https://t.co/FBCtWu2qm0
— 執事885 (@butler885) 2018年8月26日
やっぱり火中の栗を拾えるのはオッサンしかいなかったか。野田と同じく石破は何の感謝もしないんだろうなぁ…。
自民総裁選 石破陣営、合同選対本部を発足 本部長に尾辻秀久元厚労相:イザ! https://t.co/G0W0MLnbev @iza_politicsさんから
— 執事885 (@butler885) 2018年9月4日
野田といい、石破といい、総裁選開催の為とはいえ尾辻のオッサンも苦労が絶えんな。
オッサンの「侍」の単語に乗っかって、当の本人の脳内多分コレやで。
鳩山AA思い出すわ。 pic.twitter.com/f6vmCftU1o
— 執事885 (@butler885) 2018年9月11日
今回の石破や前回の野田の選対本部長を引き受ける尾辻秀久は火中の栗を拾える人。
マジもんの薩摩隼人。
普段温厚だけど不義理には超怒る。
麻生内閣の時にニュースで激昂する場面を見た覚えがある人もいるだろうけどあれも故・与謝野馨氏の麻生総理への不義理な行いの積み重ねが元。
続きます。
— 執事885 (@butler885) 2018年9月13日
野田や石破の件だけを見ると、安倍政権に反旗を翻す様な感じでばかり名が売れてしまいそうなのが嫌なので書く。
決してそんな人間じゃない。
国益を考え、先祖への感謝の気持ちを持ってる人。
ガン患者や障害者の家族がいる人は、直接的な助けでなくても大なれ小なれ世話になってる。
まだ続きます。
— 執事885 (@butler885) 2018年9月13日
石破の周りには自分の事ばかり考えている人間が集まっている様に見えるかもしれないが、当の石破本人がそうなんだからさもあらん。
でも尾辻秀久は違う。
自分の家族は間に合わなかったけど、故・山本孝史議員をはじめ超党派で奮闘してくれた事、心から感謝しています。https://t.co/rlOCwhpqcu
— 執事885 (@butler885) 2018年9月13日
障害者は「一人では生きていくことができない」或いは「公的支援がないと健常者と同じ生活がおくれない」という点に税金が投入されている。生産性とは関係ない。犯人が言った「生産性」という言葉を強調し、杉田議員が障害者にも税金を入れるなと言っているかの様に印象操作する行為こそ悪質。
— 執事885 (@butler885) 2018年7月27日
ちなみに自分は安倍、麻生支持ではあるけど竹中は好かん。
超好かん。
— 執事885 (@butler885) 2018年9月13日
Twitter モーメント
— 執事885 (@butler885) 2018年9月13日
真面目で温厚。
例え党や派閥は違っていても、その思いや考え、行動が本物ならば決して無碍にしたりはしない。
でも許されざる不義があれば、同じ党の人間にも直言する政治家です。
前回、今回共に総裁選に於いて、誰もやりたがらないのはわかりきっていても選対本部長を引き受けたのは、おそらく自民党と引いては日本の国を考えての事だと思います。
自分も安倍、麻生支持の人間ではありますが、何事もバランスは必要です。
全てが同じ意見に染まるとそこには必ず傲慢さが生まれます。
安倍総理や麻生副総理が国を思って行っている事でもその周囲の人間には様々な思惑が生まれている事でしょう。
総理や副総理があずかり知らぬ所で周囲の人間がよかれと思ってやっている事でも逆効果であったりする事も多々あると思います。
人が集まり、それが多数になればどうやってもそういう部分は生まれる。
もし総裁選挙もなく、総理が総裁の座にあるだけとなれば、総理や副総理の思惑を超えて周囲の総理を支持する人間、特に自分が総理に近しいと思っている一部の人間の傲慢さが膨張するのはわかりきっている。
それに、安倍総理支持者が多数を占めるとはいえ、自民党党員全てがそうなわけではありません。
仮に総裁選が開かれないまま安倍総理が総裁を続けるとすれば、そういう人たちの目には安倍総理がどの様に映るでしょうか?
尾辻秀久議員は
「総裁選は開かれるべき」
と言われました。
人が集まれば人間の欲が出るのをわかった上でそう主張されたものだと思いますし、同時に自民党は独裁を是認する様な政党ではない事の証明をする為でもあると思います。
麻生政権末期の石破茂の離党とその時の発言の酷さ。
それらは全て尾辻議員の考え、政治観とは真逆に位置するものでしょう。
それどころか総理に相対する石破茂や前回の野田聖子こそ我欲の権化であるとわかっていても、総裁選開催=自民党内の権力に群がるモノ達の腐敗に対する戒めとして総裁選の開催を主張し、その選対本部長を引き受けたのだと思います。
全ては本人しかわからない事ではありますが、自分はそう思いました。
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