Honda(ホンダ)NBOX カスタム(JF3/JF4) 大型ルーフコンソールのDIY取り付け方法 ジャックナット取り付けにナッターなど不要!

NBOX 大型ルーフコンソール取り付け 施工完了 車関係

こんにちは、執事です。

今回は、便利装備として、NBOX(JF3/JF4)用大型ルーフコンソールをDIYで取り付けたお話です。

NBOXって車内空間広くていいんですが、どうしても車内収納が不足しがちなのがちょっと困っていました。

そこで、運転席及び助手席頭上の広大な空間に収納を取り付けよう!と思った次第。

ちなみに、取り付けマニュアルは付属していないので、ホンダディーラーさんに取付け説明書をコピーしてもらいました。

HONDA  NBOX  大型ルーフコンソール 08U61-TTA-010 外観とサイズ

NBOX 大型ルーフコンソール取り付け 大型ルーフコンソール全体

外観はこんな感じ。

真ん中の大きい穴はルームライト用の穴で小さい穴はミラー用の穴。

左右の横に細長い穴はティシュ箱を逆さまに入れる事でティッシュを取り出せるようにする為に空いている穴です。

ティッシュ箱を入れない場合はゴムキャップで塞ぐ事も可能です。

左右の収納部分の実測サイズは、

NBOX 大型ルーフコンソール ポケットサイズ横幅31cm

横幅が約31cm。

NBOX 大型ルーフコンソール ポケットサイズ奥行30cm(リップ部26cm)

縦(奥行)が約30cm。

ただ、取り出し部が少し引っ込んでいて、その部分が約26.5cm位なので、奥行き30cmのものを入れると少し外にはみ出してしまいますね。

一応、取り出し部は少し上向きにカーブ加工されているのでよっぽどの重量物でない限り多少はみ出しても落ちてはこなさそうな感じです。

また、左右それぞれの耐荷重は500gずつとなっていますので、すごく重いものは入れられません。

まぁ、あまりに重いものを入れていて万が一落ちてきても危ないですしね。

 

HONDA  NBOX  大型ルーフコンソール 08U61-TTA-010 取付け

さて、ここからの取り付け作業ですが、それを始める前に、パーツの取り外しが必要になります。

外さなければならないのは、

  1. Aピラー4か所
  2. ルームランプ(前)
  3. ルームミラー
  4. サンバイザー(運転席、助手席)
  5. アシストグリップ(前席、後席左右)
  6. フロントガラスレーダー部カバー
  7. 天井留めクリップ(前2か所、中央1か所)

といった所。

それぞれの取り外し方は、

Honda(ホンダ)NBOX カスタム(JF3/JF4) ルーフ(天井)デッドニング&断熱 夏場でも車内が暑くなりにくく、エアコンの効きもUP!雨音もほぼ聞こえず静音化効果も抜群!
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こちらで紹介しているのでここでは割愛します。

天井留めクリップは、前部2か所と中央部1か所を外しておくと作業がしやすいですし、作業中にインナールーフに皺が寄るのを防ぐことができます。

アシストグリップも手順書では前2つだけを取り外す様に書かれていますが、天井留めクリップと同じくインナールーフに皺が寄らない様にする為に外した方がいいです。

作業効率の点から見ても、特にジャックナット取り付けの際に手を入れる隙間が大きくなるので作業効率が段違いに上がります。

HONDA  NBOX  大型ルーフコンソールDIY取り付け 型紙での型取りとルーフの切り出し

上記パーツを取り外したら、同梱の型紙を取り付けてマジックで型取りをします。

NBOX 大型ルーフコンソール取り付け 穴あけマーク取り付け0

NBOX 大型ルーフコンソール取り付け 穴あけマーク型紙取り付け

NBOX 大型ルーフコンソール取り付け 穴あけマーク

この様にマジックで書いた部分をカッター等で切って穴を開けます、

この際、ルーフ裏には配線があるので、必ず配線を避けておきましょう。

間違って切ってしまったら戻せなくなります。

まぁ、ルーフ裏側に手を入れて配線用アルミテープを剥がして避けつつ切り出すだけなので、注意して行えばそうそう切るような事はないと思います。

また、手を切ってしまわない様に軍手は着用しておいた方がいいです。

軍手をつけている場合なら、手の指の間からカッターの刃が出るように下から刺して切っていけば配線の誤切断も防げると思います。

但し、間違って指を刺さない様にしましょう。

この作業を左右行えば穴あけは完了です。

HONDA  NBOX  大型ルーフコンソールDIY取り付けの鬼門!ジャックナットの取り付け方法 その1 材料

大体の作業は手順書を見ればわかるとおもうのですが、殆どの人が引っかかるのがこのジャックナットの取り付けだと思います。

工具として、ナッター

等を持っていればそれを使えばいいのでしょうが、ほとんどの人はそんな特殊な工具を持ってないと思います。

そこで、今回は、

  1. M4 30mmボルト×1
  2. M4 ナット×1
  3. M5 ナット×2
  4. メガネレンチ 8mm
  5. +ドライバー

以上の材料、工具でジャックナットを取り付けました。

メガネレンチやドライバーは新しく購入するとしてもそこまで金額は大きくないと思いますし、他に必要なナット類もホームセンターのバラ売りであれば合計300円もかからないと思います。

HONDA  NBOX  大型ルーフコンソールDIY取り付けの鬼門!ジャックナットの取り付け方法 その2 材料の組み合わせ

上でそろえた材料をジャックナットと組み合わせるのですが、それをする前にちょっとだけジャックナットに加工を施します。

NBOX 大型ルーフコンソール取り付け ジャックナット取り付け1

この様にラジオペンチを使ってジャックナットの折れ曲がる中央部を少しだけ山なりに変形させておきます。

NBOX 大型ルーフコンソール取り付け ジャックナット取り付け2

これ以上曲げてしまうと穴に入らなくなるので、大体これ位。

力がかかった時に綺麗に曲がる&比較的軽い力で曲がる様にする為の前加工です。

加工が済んだら、

NBOX 大型ルーフコンソール取り付け ジャックナット取り付け3

こんな風にジャックナットと材料を組み合わせます。

M4×30mmボルトにまずM4ナットを首の所まで入れたら、M5ナット×2を入れ(M5なんで当然スルっと入ります。空回り状態でOK)、最後にジャックナットをねじ込みます。

今回、M5ナットを2つ重ねている理由は、メガネレンチの厚み分を稼ぐためです。

レンチにもよるでしょうが、大体そこそこ厚みがあるので、M5ナットだと2枚重ねた方がやりやすいと思います。

そして、これらを組み合わせたものを

NBOX 大型ルーフコンソール取り付け ジャックナット取り付け4

こんな風にセットしてドライバーでねじ込みます。

この際に注意するのは、メガネレンチをできるだけ押し込み、ジャックナットが回転しない様にする事です。

ドライバーを回す際にジャックナットも回っている場合はいつまでもジャックナットはつきません。

押し付けても共回りしてしまう場合は、ジャックナットの表面(メガネレンチと当たる面)をヤスリで削ったりして表面を荒らして摩擦が上がる処理をすれば多少はやりやすくなると思います。

また、M4ナットとM5ナットの接点面には軽くシリコンスプレーを吹くなりして滑りを良くしておくとドライバーでねじ込む際の力を多少少なくすることができると思います。

重くてドライバーが回らない際には試してみてください。

ジャックナットがちゃんとついたかどうかはM4ネジを抜いて、

NBOX 大型ルーフコンソール取り付け ジャックナット取り付け5

こんな風になっていればしっかり着いています。

要は、ジャックナットのネジ切り部が手前まで来ておけばOKという事ですね。

HONDA  NBOX  大型ルーフコンソールDIY取り付け コンソール固定金具、スティールバー取付け

ジャックナットを取り付けたら、

NBOX 大型ルーフコンソール取り付け コンソール固定金具取付け0

NBOX 大型ルーフコンソール取り付け コンソール固定金具取付け1

こういった感じで固定金具を取り付けます。

方向は手順書を参考にしてもらえばそうそう間違わないと思います。

また、ルームランプ部にも金具の取り付けが必要です。

そちらはルームランプがあった穴から手を入れて作業できますので穴あけは必要ありません。

ただ、その際に7mmのレンチ、メガネレンチがないととてもじゃないですが作業できないので準備しておきましょう。

ネジに+の穴を切ってあって、さもプラスドライバーで取り付けられそうな雰囲気を漂わせていますが、普通のドライバーでは絶対に取り付けられません。

金具が手前にあって、それが邪魔になる為にドライバーが入らないせいなのですが、7mmのスパナであれば何とかいけます。

NBOX 大型ルーフコンソール取り付け コンソール固定金具取付け2

金具を全部取り付けたら、こんな風になります。

次に同梱のスティールバーを取り付けたら、

NBOX 大型ルーフコンソール取り付け スティールバー取付

こんな風になります。

スティールバーについてですが、このスティールバーには最初から4か所(サンバイザー取り付け部)に小さい+ネジがついています。

これは前もって外しておかないと最後のバイザー可動角度固定プラスチックが取り付けられません。

手順書のバージョンによってはこのネジ取り外し手順が書いてない事もあるそうなのでそこは注意が必要です。

ただ、個人的には次の理由でこのネジは外さなくてもいいと思っています。

HONDA  NBOX  大型ルーフコンソールDIY取り付け 施工完了とサンバイザーについて

NBOX 大型ルーフコンソール取り付け 施工完了

というわけで施工完了!

ここで最後に一つ注意、というかアドバイス的なものがあるのですが、もし、サンバイザーの可動域を小さくしたくないのなら、大型ルーフコンソールに同梱されていたサンバイザー固定パーツは、

取り付けない

ようにしましょう。

スティールバーに最初からついている+ネジはこのプラスチックパーツを取り付ける為の穴を塞いでいるものなので、サンバイザーの可動域を確保したい場合はムリに取り外す必要はありません。

NBOX 大型ルーフコンソール取り付け後 サンバイザー可動域拡大 その1

↑取り付けていない&スティールバーの+ネジを取り外した状態の画像

プラスチックパーツをを取り付けると可動域が極端に狭くなります。

NBOX 大型ルーフコンソール取り付け後 サンバイザー可動域拡大 その2

↑取り付けない時のサンバイザー最大可動域(サイドウィンドウにバイザーがくっつく位に動きます。)

おそらくサイドエアバックの可動に影響を与えない為にそれを取り付ける様になっているのでしょうが、運転中にバイザーを横向きにしてピラーにべた付けして走らない限りは可動域を確保できた方が便利だと思います。

NBOX用大型ルーフコンソールの取付説明書について

一応、近所にディーラーさんがない方向けに取り付け説明書のコピー置いておきます。

まとめ

正直言って、

Honda(ホンダ)NBOX カスタム(JF3/JF4) ルーフ(天井)デッドニング&断熱 夏場でも車内が暑くなりにくく、エアコンの効きもUP!雨音もほぼ聞こえず静音化効果も抜群!
こんにちは、執事です。 だんだん日中の暑さが堪える時期になってきました。 今回は、 前回までにやるやると言い続けてきたルーフ(天井)のデッドニングを遂に完了させたのでその記事です。 本格的に夏が来る前にどうしてもやり遂げておきたかったのです...

これの大変さに比べれば楽なものでした。

ただ、もし、上記天井デッドニング&断熱をやる予定がある場合は、ルーフコンソールは後回しにするか、同時進行で金具取付までしておきましょう。

これをバラすのはなかなか難儀しますので。

施工後の感想ですが、

サンシェードの収納部ができた~\( ‘ω’)/

ティッシュ箱からいつもティッシュが取れるって意外と便利だ~\( ‘ω’)/( ‘ω’)/

というわけで、すごく便利に使っています。

大型ルーフコンソールがあっても視界に影響がないのもとてもイイ!

これはおススメです。

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